モナコ南野拓実活躍も批判…仏紙「ブライトン三笘薫と異なり市場開拓を…」

2023年2月8日(水)6時25分 FOOTBALL TRIBE

南野拓実 写真:Getty Images

 フランス1部ASモナコ所属のカタールW杯日本代表FW南野拓実(28)は、今月5日のリーグ戦でゴールに関与。6試合ぶりのプレーで結果を残したものの、現地メディアから同選手に対して厳しい意見が飛んでいる。


 南野拓実は昨年6月、出場機会を求めてリバプールからASモナコへ完全移籍。しかしASモナコのフィジカル面を重視するスタイルにフィットできず、年明け以降は5試合つづけて出番がなかった。しかし今月5日のクレルモン戦で先発出場すると、自らの守備から追加点を演出。85分までプレーし、チームの勝利に貢献している。


 それでもフランス紙『レキップ』は試合後、ASモナコの南野拓実獲得について「この日本代表選手の契約は『マーケティング上の演出』である。ソン・フンミンや三笘薫はトップレベルでの地位を確立しているが、この移籍に関してはアジアにおける市場開拓を目的とした動きである」と批判を展開。


 「彼はリバプールでの生活に適応できず、55試合の出場で14ゴールを挙げられなかった。レンタル先のサウサンプトンでも結果を残せなかった。モナコでも16試合に出場してわずか1ゴールと、彼のキャリアは失速し続けている」と、同選手の現状を説明。


 「リバプール移籍前のレッドブル・ザルツブルクでは199試合に出場し、64ゴール43アシストを記録している。どこかに才能があり、自分に合ったチームでのレギュラーを必要としているのだろう」と、南野拓実がASモナコにフィットしていないとの見解を示したのだ。


 なお南野拓実の去就については、移籍ウィンドウ最終日の1月31日にカタールW杯オランダ代表FWコーディ・ガクポ(23)の後釜としてオランダ1部PSVアイントホーフェンへ移籍する可能性が浮上。オランダメディア『VOETBAL』はPSVの新戦力候補のひとりに南野拓実の名前を挙げていたが、実現することはなかった。

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