代表選考に影響はあるか。伊東純也の告訴が不起訴で週刊誌の一人勝ち?
2025年2月8日(土)13時0分 FOOTBALL TRIBE
![](https://news.biglobe.ne.jp/sports/0208/5930479050/fbt_5930479050_1_thum800.jpg)
フランスのスタッド・ランスに所属する日本代表FW伊東純也が、週刊新潮編集者と女性ら関係者5人を名誉毀損で告訴していた件について、大阪地方検察庁は2月5日、不起訴処分としたことが報道で明らかになった。
この問題は、『週刊新潮』が昨年2月に伊東が大阪のホテルで女性に性的暴行を加えたとする記事を掲載したことが発端となっている。伊東側は、記事内容は事実無根であり、女性が新潮に持ち込んだ情報を十分な裏付けなしに報じたとして、名誉毀損で刑事告訴していた。
一方で、女性側も伊東を準強制性交致傷の疑いで告訴しており、双方の主張が対立する構図となっていた。しかし、今回の不起訴処分により、検察はいずれの訴えについても刑事責任を問うことが困難であると判断したことになる。
この決定を受け、ネット上ではさまざな意見が寄せられた。
「痛み分け喧嘩両成敗」「民事で勝てるわけないことが確定したからダメージでかいだろ」「ずっとグレーのままだしスポンサーは減るな」「いずれも不起訴。つまり週刊誌だけが得した構図、これは週刊誌は味を占めるだろう」「もう伊東には負けか引き分けしかない」「女側は有名人でもなんでもないから有名人の伊東だけが大ダメージで一人負け」「次の代表選考楽しみ。サッカー協会のガバナンスが問われる」
昨今、世間を騒がせている週刊誌からの性加害問題報道だが、改めて報道の在り方が問われる結果となった。伊東には、ピッチで結果を残し、自らの行動で雑音を払拭することを期待したい。