「頼むから勝たせてくれ!」柿谷曜一朗コーチ、“最初で最後の一戦”で4発勝利「改めて指導者は向いていない」

2025年2月8日(土)12時54分 サッカーキング

[写真]=金田慎平

 NEXT GENERATION MATCH 2025が8日に行われ、U-18Jリーグ選抜は4-1で日本高校サッカー選抜を下した。2019年以来6年ぶりに結成されたU-18Jリーグ選抜でコーチを務めた元日本代表FW柿谷曜一朗は「1試合だけでしたけど、この先の日本を背負っていく選手たちと一緒に戦えたことは、すごくいい経験になりました。短い間でも愛情がこれだけ湧くのかと。一番の驚きでしたし、指導者の方たちは『この気持ちがたまらんねやろうな』と思いました」と振り返った。

 現在35歳の柿谷は昨季限りで現役を引退。先月行われた引退会見では指導者は目指さないことを明言していた中、“1試合限定”でコーチを務めることに。「正直これで終わりたい。次やって負けたら、また次に勝ちたなる。彼らには『頼むから勝たせてくれ!』と伝えていました(柿谷)」。柿谷コーチにとって“最初で最後”の一戦、見事な4得点でU-18Jリーグ選抜が勝利を収めた。「選手たちは勝ちたいという気持ちをピッチで表現してくれました。この1試合で何かが変わることは正直ないかもしれない。ただ、一人ひとりこの試合にかける思いを感じましたし、チームとしてまとまってやってくれたので、見ていて気持ち良かったです」と話した。

「改めて指導者は向いていないと感じることができたので、自分の感覚は間違っていなかった」と柿谷。「ライセンスは何も持ってないですし、持っているのは運転免許だけ(笑)。勉強した選手たちが教えてあげるのがいい」と改めて指導者を目指さないことを宣言。これからはサッカーに携わりつつ、柿谷にしかできないセカンドキャリアを歩んで行く。

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