フォーミュラ・ビート、2024年から旧型FIA-F4車両が参加可能に。新クラスF-Be Dも登場
2024年2月9日(金)19時0分 AUTOSPORT web

2024年JAF地方レース選手権フォーミュラ・ビート部門(F-Be/旧JAF-F4)に、FIA-F4選手権の第一世代車両(童夢F110。※24年から同選手権は車両が更新されて東レ・カーボンマジック社製MCS4/24となる)が容易に参加できるように車両規則が見直された。FIA-F4はディフューザー装着なのに対してF-Beではフラットボトムが採用されているので、この部分の車両改修は必須となる。
また車両規則見直しと同時に年間15戦(※一部調整中)で争われるJAF地方レース選手権フォーミュラ・ビート部門において総合順位以外にF-Be D(ダッシュ)クラスが新設された。
F-Be Dとしてエントリーするためには指定10種類(F-Be現行エンジン)以外のF-Be JAF認証エンジンを搭載していることが条件で、ここに第一世代FIA-F4用トムス製TZR42エンジンも含まれる。
F-Be D車両規定としては、FIA F4では許されていないLSDの装着や、空力の改善、軽量化等も可能であり、創意工夫したモノづくりでより速いマシンにすることができる。F110車両に関する技術相談、部品提供に関する問い合わせについては車体については童夢、エンジンはトムス、トランスミッションは戸田レーシングで受け付ける。
新旧多様なマシンで参加でき、しかもチーム独自の開発が可能なのがF-Beの特長。そこに新たな選択肢が加わった。2024年JAF地方レース選手権フォーミュラ・ビート部門のカレンダーは以下のとおりだ。
■フォーミュラ・ビート 2024年シーズンカレンダー(2月1日現在)
Round | Date | Circuit |
---|---|---|
第1戦 | 2月25日 | 鈴鹿サーキット |
第2戦 | 4月13日 | 富士スピードウェイ |
第3戦 | 4月28日 | モビリティリゾートもてぎ |
第4戦 | 5月19日 | 十勝スピードウェイ |
第5戦 | 5月19日 | 十勝スピードウェイ |
第6戦 | 6月22〜23日 | 富士スピードウェイ ※1 |
第7戦 | 6月22〜23日 | 富士スピードウェイ ※1 |
第8戦 | 7月20〜21日 | スポーツランドSUGO |
第9戦 | 7月20〜21日 | スポーツランドSUGO |
第10戦 | 8月18日 | オートポリス |
第11戦 | 8月18日 | オートポリス |
第12戦 | 10月13日 | 岡山国際サーキット ※2 |
第13戦 | 10月13日 | 岡山国際サーキット ※2 |
第14戦 | 11月10日 | スポーツランドSUGO |
第15戦 | 11月10日 | スポーツランドSUGO |
※1 開催戦数について調整中
※2 6月開催申請から変更予定
お問合せ先:日本F4協会Formula Beat事務局 info@formula-beat.com
Webサイト:https://formula-beat.com/
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