紀平梨花、ジャンプ以外も磨き上げ総合力で逆転初V

2月9日(土)15時30分 日刊スポーツ

優勝した紀平(AP)

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フィギュアスケート:4大陸選手権>◇8日(日本時間9日)◇米カリフォルニア州・アナハイム◇女子フリー

ショートプログラム(SP)5位発進の紀平梨花(16=関大KFSC)がフリー153.14点の合計221.99点で逆転優勝した。
前日7日の反省を生かし、臨んだフリーだった。SPで失敗したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も成功。演技後はガッツポーズをみせた。
SPは冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半となり、規定により0点。大会前に左手薬指の亜脱臼に見舞われ、SP前の公式練習では靴ひもの調節などで、3回転半に挑む回数が激減していた。
この日はSP後に「練習でたくさん跳ぼうと思っている」と誓った通り、午後0時40分からの公式練習で4本連続を含む計7本の3回転半に成功。午後10時過ぎの本番に向けて、不安を軽減させた。
今季全試合トップのフリーは、1月に10日間ほど行った米国合宿でさらに磨き上げた。振付師のトム・ディクソン氏と「ビューティフル・ストーム」の手直しを行い「角度とか、顔の表情とか、意味を教えてもらった。知らないことをたくさん教えてもらった」。
ステップへのディクソン氏からの要望は「海の『波』の感じを表現して」。ポーズについても「ここはハッピー」「ここはダーク」と頭の中を整理した。紀平は「ステップを1〜3に分けると『1と3はちょっとしたハッピーなところで、2のパートだけ少しダークなイメージ』と言われたり、振り付けのところでも『激しく変えて』と言われて、顔の表情とか、ハッピーと、怖いイメージをすごく使い分けるようになりました」。注目されるジャンプ以外も磨き上げてきた。
3月には今季最大の大舞台である世界選手権(さいたま市)に臨む。左手負傷の苦境で滑りきった経験は、必ずや今後のスケート人生に生きる。

日刊スポーツ

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