長友佑都が“パパ初戦”で決勝弾演出!…ガラタサライ、昨年王者破りカップ戦4強入り

2018年2月9日(金)4時25分 サッカーキング

コンヤスポル戦に先発出場した長友佑都 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

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 テュルキエ・クパス(トルコ・カップ戦)準々決勝セカンドレグが8日に行われ、日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライとコンヤスポルが対戦した。3日前に第1子が誕生したばかりの長友は、公式戦2試合連続のスタメンで左サイドバックに入った。

 ファーストレグは2−2のドローで終了。ガラタサライのホームで開催されたセカンドレグも、前半からお互いに譲らない展開が続く。コンヤスポルは14分、左サイドを突破したモリケ・フォファナがエリア内に進入し、冷静に相手2人をかわして左足を振り抜く。逆サイドの長友も最後に詰めてコースを消したが、シュートはGKの股を抜いてゴールネットを揺らした。

 するとガラタサライも直後の17分、右CKの流れでシナン・ギュミュシュが左サイドからクロスを送ると、ファーのセルダル・アジズが懸命に体を伸ばして頭で合わせ、ゴール左隅に同点弾を沈めた。30分には、ガラタサライ主将のセルチュク・イナンがエリア手前中央のFKで直接狙うが、わずかに枠の右に外れ、前半は1−1のまま終了した。

 後半に入って試合を動かしたのはガラタサライ。52分、左サイドを抜け出した長友がクロスを送ると、DFがクリアしきれなかったボールをバフェティンビ・ゴミスが押し込んで逆転に成功した。

 これで勢いに乗るガラタサライは65分、左サイドからのピンポイントクロスにファーのソフィアン・フェグリがヘディングシュート、75分にはエリア手前中央でパスを受けたゴミスが素早く反転してシュートを放つが、いずれもGKに阻まれた。

 88分、ガラタサライがカウンターから追加点を挙げて試合を決める。ユネス・ベランダが縦に絶妙なスルーパスを送ると、抜け出したゴミスがGKもかわして無人のゴールに流し込んだ。さらに後半アディショナルタイム1分には、ゴミスのシュートをGKが弾いたところに、ガリー・ロドリゲスが詰めてダメ押しゴールを決めた。

 ガラタサライは4−1で勝利し、2試合合計6−3で昨年王者コンヤスポルを破り、ベスト4に駒を進めた。なお、長友は公式戦2試合連続のフル出場。パパになって初めての試合で、決勝ゴールに絡むなど攻守にわたって活躍した。

【スコア】
ガラタサライ 4−1(2試合合計:6−3) コンヤスポル

【得点者】
0−1 14分 モリケ・フォファナ(コンヤスポル)
1−1 17分 セルダル・アジズ(ガラタサライ)
2−1 52分 バフェティンビ・ゴミス(ガラタサライ)
3−1 88分 バフェティンビ・ゴミス(ガラタサライ)
4−1 90+1分 ガリー・ロドリゲス(ガラタサライ)

サッカーキング

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