柏、千葉とのちばぎん杯に3年ぶり勝利…攻撃的なリカルドサッカーで3発快勝
2025年2月9日(日)16時13分 スポーツ報知
前半3分、エリア左から先制点を決める柏・小屋松知哉(中央)(カメラ・浅岡諒祐)
▽ちばぎん杯 千葉0—3柏(9日・フクアリ)
柏はアウェーで千葉と対戦し、3—0で勝利。3年ぶりにちばぎん杯で勝利をつかんだ。
今季はリカルド・ロドリゲス新監督の下、「攻撃的な主導権を握るサッカー」をテーマに、ポゼッション重視のスタイルを志向。前半から丁寧なパスを軸にボールを保持するサッカーを見せた。
すると前半3分、左ウィングバックで先発したMF小屋松知哉が左サイドからドリブルでエリア内に切り込むと、右足を一振り。ボールはネットに吸い込まれ、幸先良く先制した。さらに同41分、フリーキックのリスタートからチャンスを作ると、こぼれ球を小屋松が押し込んで追加点。守備でも相手に決定機も与えず、前半を折り返した。
後半に入っても勢いは変わらなかった。同1分、エリア内にFW細谷真大が侵入しクロスを送ると、MF仲間隼人がゴール前で合わせて3点目を奪った。その後も場面によって3バックと4バックを使い分ける戦術で、相手に最後まで主導権を渡さず。試合を通して今季目指すサッカーを体現し続け、福岡との開幕戦(15日・ベススタ)に弾みをつけた。