アルファロメオ、現行『ジュリエッタ』最後の限定車“ヴェローチェ・スペチアーレ”発表

2021年2月10日(水)12時39分 AUTOSPORT web

 アルファロメオのCセグメントハッチバックとして復活した3代目『Giulietta(ジュリエッタ)』に、現行モデル最後の限定車となる『Giulietta Veloce Speciale(ジュリエッタ・ヴェローチェ・スペチアーレ)』が登場。カーボンパーツやイエローアクセントにより内外装を演出し、通常は設定のない3種類のボディカラーが設定された特別な1台は、2月20日より発売開始となる。


 創設111年を迎えるブランドの歴史上で、約30年のときを越えて現代に蘇った『ジュリエッタ』は、2012年の日本上陸以降も数々の熟成が重ねられてきた。


 その運動性能の高さはモータースポーツの世界でも遺憾なく発揮され、イタリアのコンストラクター、ロメオ・フェラーリが手掛けた『ジュリエッタ QV TCR』、そして『ジュリエッタ・ヴェローチェTCR』ともに、ツーリングカーの世界で大きな成功を収めてきた。


 その現行ジュリエッタも2021年限りで販売終了となることから、今回の限定車はそんな同車の核となる個性がより強化されたモデルに仕上げられた。


 ボディカラーは、昨年FRサルーンの『ジュリア』に新色として導入されたばかりのアノダイズドブルーメタリック(限定20台)と、エトナブラックメタリック(同20台)、ルナホワイトメタリック(同25台)の3色を設定。


 さらにアルファロメオを象徴する盾型グリルのフレームやミラーハウジング、サイドスカートはカーボン仕上げが施され、スポーティな雰囲気が演出された。


 また、フロントアンダーグリルやリヤディフューザー、ブレーキキャリパーにはイエローのアクセントカラーがあしらわれ、全体のバランスを取りながらジュリエッタの彫刻的な造形を強調したスタイルに仕上げられている。


 ブラックを基調とするインテリアでは、スポーツレザーステアリングホイールやシフトレバーブーツ、フロアマットにイエローのステッチを施すことで、エクステリアとのコーディネートを図ると共にクラフトマンシップが表現された。


 また、“MAGNETI MARELLI(マニエッティ・マレリ)”の刻印が目を引くスポーツエキゾーストシステムを搭載し、最高出力240PSを生み出す『1750』直噴ターボの加速をエモーショナルに演出。イタリア語で「特別」を意味するスペチアーレの名にふさわしい、唯一無二の1台に仕上げられている。


 前述のとおり各色の内訳で65台限定の導入となり、価格は439万円(税込)となっている。

ボディカラーは、昨年FRサルーンの『ジュリア』に新色として導入されたばかりのアノダイズドブルーメタリック(限定20台)、エトナブラックメタリック(同20台)、ルナホワイトメタリック(同25台)の3色を設定
フロントアンダーグリルやリアディフューザー、ブレーキキャリパーにはイエローのアクセントカラーがあしらわれた
MAGNETI MARELLI(マニエッティ・マレリ)の刻印が目を引くスポーツエキゾーストシステムを搭載
6速乾式ツインクラッチのAlfa TCTを採用。走行モードを切り替える”D.N.A.”システムも搭載する

公式サイト:https://www.alfaromeo-jp.com/giulietta/limited/speciale/

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