「あまりにも酷い」ゴールによじ登って国旗を掲げたヨルダン選手に苦言! 勝者に韓国メディアが異論「理性を失っている」

2024年2月10日(土)6時0分 ココカラネクスト

勝利に沸いたヨルダンイレブン。そんな彼らの姿に思わぬ意見が飛び交った。(C)Getty Images

 強敵を撃破し、歓喜するヨルダンの選手たちに思わぬ批判が飛んでいる。

 事の発端となったのは、現地時間2月7日にカタール・ドーハで行われたアジアカップの準決勝の韓国戦だ。この試合で、ヨルダンの選手たちは、FIFAランクで64も上位につける相手を果敢なプレッシングで封殺。枠内シュート0に抑えながら2-0で勝利。史上初のアジア制覇にあと一歩と迫る決勝進出を決めた。

【動画】韓国メディアが猛反発 ヨルダンイレブンの国旗掲揚シーン

 当然、ヨルダンの選手や関係者たちは歴史的な勝利に沸いた。試合終了直後にうなだれる韓国の選手たちを尻目にピッチを縦横無尽に駆け回ると、ある選手はゴールによじ登って国旗を掲げもした。それほど嬉しかったのだ。

 しかし、彼らの奔放な姿は、韓国国内の一部で批判の的となった。韓国のスポーツポータルサイト『OSEN』は「まさに熱狂の坩堝だった」とヨルダンイレブンの喜ぶ様を伝えたうえで「喜びだとしても、それは一線を越えていた」とゴールによじ登り、国旗を掲げるヤザン・アル・ナイマトの行動を断じた。

 同サイトは「問題」とするアル・ナイマトの行動を「まるで優勝したかのようだった」と指摘。さらに「先制ゴールを決めて主役となった彼はヨルダン国旗を掲げて疾走した。そして突然、理性を失ったかのようにゴールに這い上がり、国旗を広げると、そのままゴールネットに倒れるように横たわった」と克明に伝え、こう糾弾している。

「ヨルダンの歓喜はアジアサッカー連盟(AFC)のSNSを通じてそのまま公開された。韓国を破ったことでのドラマチックな喜びは理解できる。だが、ゴールを破損させるような振る舞いは一線を越えている」

 また、同サイトはAFCのSNSに「気持ちは分かるがあまりにも酷い」「相手に対するリスペクトが足りない」「物を壊してまで喜ぶ必要があるのか」といった韓国人ファンのコメントが寄せられているとも紹介している。

 ヨルダンに完敗を喫した結果がよほど悔しかったのか。手厳しい韓国メディアの追及は、母国代表だけでなく、歓喜する相手にも飛び、余波を広げている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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