宇野昌磨が逆転初V「やりきった」けが糧に入念準備

2月10日(日)15時49分 日刊スポーツ

逆転初優勝を飾った宇野昌磨(AP)

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フィギュアスケート:4大陸選手権>◇9日(日本時間10日)◇米カリフォルニア州・アナハイム◇男子フリー

ショートプログラム(SP)4位と出遅れた宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が、シーズンベストとなるフリー197・36点の合計289・12点で悲願の逆転初優勝を飾った。同大会は4年前から5、4、3、2位と、1歩ずつ成長。5年の歳月をかけてついに表彰台の真ん中に立った。
鮮やかな逆転劇を演じた宇野は「うれしいというより何とかやりきった。全日本選手権からいろいろあったけど、あきらめないことが大事だと思った」と喜びをかみしめた。
この日たたき出したフリーの197・36点は、ルール改正後では羽生結弦の同190・43点を抜き「世界最高のフリー演技」だった。
18年12月の全日本選手権で右足首を捻挫。以降の1カ月間でさらに2度、同じ箇所をひねった。宇野は以前に「僕は人から何か学ぼうとは思っていない。自分で自分をどんどん成長させていこうと思っている。たぶん、これから先、良い意味でも悪い意味でも、あまり人の言うことは聞かない。自分で考えて、自分で答えを出して、自分で悩んで、また自分で答えを出して…を繰り返していこうと思う」と語ったことがある。その上で今回の再発には、思うところがあった。
「3回同じ場所をケガして、これまで(ウオーミング)アップは『体が動けばいい』と思っていたので、いろいろなアップをしていたんですけれど、3回目にケガをしたときは『僕もちゃんとアップをして、ちゃんとケアをしなければ治らないんだ』『足を鍛えていかないと、またケガしてしまうんだな』と思った」
試合前の準備は「周りの選手が見たら、驚くぐらい」に変わった。「いつもなら、遊んでいる感じだった。アップっぽいというか、様になっているというか、そんな感じになった」。周囲はいつも自らの意思を尊重してくれる。その中で宇野はケガから新しい学びを見つけた。
次なる大舞台は2年連続2位の世界選手権(3月、さいたま市)。今季の集大成をぶつける戦いになる。
日本勢は田中刑事が7位、友野一希が12位だった。

日刊スポーツ

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