Arnage Racingが2021年スーパーGT GT300クラス参戦体制を発表。柳田真孝がチーム加入!

2021年2月11日(木)11時58分 AUTOSPORT web

 スーパーGT GT300クラスに参戦するArnage Racingは2月11日、チームの公式SNSを通じて2021年の参戦体制を発表した。2021年もメルセデスAMG GT3を使用しヨコハマを装着するが、新たに加納政樹のパートナーとして、GT500クラスで二度、GT300クラスで二度と合計4回のチャンピオンを獲得している柳田真孝が加わることになった。


 三重県四日市市に本拠を置くArnage Racingは、伊藤宗治代表が率いアストンマーティンやメルセデスベンツSLS AMG GT3、フェラーリなどさまざまなマシンを走らせてきたが、2018年からはメルセデスAMG GT3を投入した。


 2020年からマシンをエボ化したチームは今季もオレンジに彩られたメルセデスを走らせることになるが、新たにWTCC経験をもつ加納と、四度のJGTC/スーパーGTチャンピオンで、2020年も1勝をマークしている柳田が組む体制となった。これまでもポイント圏内をうかがう走りをみせてきたチームにとって、非常に強力で経験豊かなドライバーの加入と言えるだろう。


「本日、2021シリーズの体制をようやく発表するに至りました。昨年の12月から紆余曲折ありましたが、今の我々にとっては、身に余るような体制ができたと喜んでおります。協力いただいた多くの方々に感謝します」と伊藤代表はコメントを残した。


「今シーズン、Arnage Racingの目標はただひとつ、“Cクラス”からの脱却です。考えるところは諸々ありますが、そのためのレース体制、およびメンテナンス体制についても、ほぼ、満足のいくものになりつつあります」


 ちなみに、さまざまなチームでエンジニアも勤めてきた伊藤代表は「ひとつ残念な事は、また今年もエンジニアに返り咲くことができなかったところです(笑)。今シーズンも、より一層応援のほど宜しくお願いいたします」としつつも、期待を隠せない様子だ。


 ファンにとっても非常に期待が高まる体制となった2021年のArnage Racing。まずは伊藤代表が目指す「“Cクラス”からの脱却」を達成したいところだ。


Arnage Racing 2021年スーパーGT参戦体制


車両:メルセデスAMG GT3
チーム名:Arnage Racing(アルナージュレーシング)
タイヤ:ヨコハマ
ドライバー:加納政樹/柳田真孝
エンジニア:松山靖
監督:伊藤宗治


Facebook:http://www.facebook.com/arnage.racing
Twiter:https://twitter.com/arnage_racing
Instagram:https://www.instagram.com/sacracat_arnage/

2021年もオレンジのメルセデスAMG GT3でGT300に挑むArnage Racing

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