「下位リーグであるKBO出身だ」キム・ヘソンは「26人」のロースターから除外か し烈な“生存競争”を韓国メディアが指摘
2025年2月11日（火）11時0分 ココカラネクスト
キム・ヘソンはロースターから除外されてしまうのか(C)Getty Images
ドジャースがキケ・ヘルナンデスとの再契約で合意したと現地時間2月9日（日本時間10日）、複数の米メディアが報じた。これに伴い、26人の「アクティブ・ロースター」から外れる選手が出てくるが、新加入のキム・ヘソンもその可能性がある。
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韓国メディア『Sports Seoul』はキムについて「キムはドジャースと3年1250万ドル（約19億円）で契約合意して入団会見も開かれたが、これらの手厚い歓迎がロースターを保障するわけではない」と記している。
タレント揃いのドジャースだけに、キムにとってはライバルが多い。記事ではアンディ・パヘス、ジェームズ・アウトマンの名を挙げ、「実績だけを見れば、パヘスとアウトマンともにキム・ヘソンより上だ」と指摘した。
さらに「何よりキム・ヘソンは下位リーグであるKBOリーグ出身だ」と伝え、韓国リーグで4年連続ゴールデングラブ賞に輝き、通算953試合に出場して打率304、37本塁打、211盗塁を記録してきたとはいえ、メジャーでどのように対応できるかは未知数だと韓国メディアも不安視しているようだ。
内外野を守れるキケ・ヘルナンデスについては「リーグ最高レベルのユーティリティーマンだ。2025年にキム・ヘソンが見せなければならない姿といえる」と、キムも同じくユーティリティー性を生かしてアピールが必要であると見ている。
そして、もしもトレードの噂がある三塁手のノーラン・アレナド（カージナルス）がドジャースに加入した場合、今度はマックス・マンシーと二塁のポジションを争う可能性もあり、ライバルはさらに増える。
果たして、キムは「26人」のロースター入りを勝ち取ることができるか。キャンプインも目前に迫り、し烈な生存競争が幕を開ける。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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