300万円を突破も…ドジャース対カブスの日本開幕チケットが爆騰 観戦が“ほぼ不可能”と米メディアが嘆き「前例のない価格だ」
2025年2月11日(火)16時51分 ココカラネクスト

大谷や今永らが出場予定の開幕シリーズのチケットが高騰している(C)Getty Images
3月18日、19日に東京ドームで開催されるMLB開幕シリーズのドジャース対カブスは、大谷翔平をはじめとする日本人のスタープレーヤーが母国に集うことで、まさに歴史的な2連戦と位置付けられている。
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大谷の他にも、ドジャース2年目の山本由伸やカブスの鈴木誠也、今永昇太のプレーに加え、佐々木朗希のメジャーデビューを目の当たりにできる可能性もあり、世界中のファンから注目を集めることは必至だ。だが、米国内ではすでにチケット価格の高騰が問題視されており、「現地での観戦は不可能に近い」などと現地メディアが報じている。
スポーツサイト『Athlon Sports』では、最大で5人の日本人メジャーリーガーの出場が見込まれるため、「ドジャースの2025年シーズン開幕戦がカブスを相手に東京で開催されることへの期待は計り知れない」と綴っている一方で、「その影響で、チケットの需要が急騰し、転売市場では前例のない価格にまで跳ね上がっている」と明かしている。
同メディアによると、MLBとドジャースから年間座席保持者向けに同カードのチケットが販売されたものの瞬く間に売り切れ、その後、転売市場に高値で出回っているという。
その価格は、「2月7日時点で、最安2454ドル(約36万円)から最高20822ドル(約310万円)」といった“法外”な額であるとして、さらに、「一部のチケットは21000ドル(約313万円)を突破している」などと説明。その上で、「参考までに、昨年のソウルシリーズでは転売価格が最大1500ドル(約22万円)ほどだった。一方で、ワールドシリーズですら最高価格は8500ドル(約127万円)だった」と振り返っている。
言うまでも無く、ドジャース、カブスに所属する日本人選手の存在が注目度を高める要因であり、同メディアも、このゲーム自体を「魅力的」と評しながら、「今回の東京シリーズがこれほどの騒動を引き起こしていることは、日本人選手の影響力の大きさと、MLBが世界的に市場を拡大している証拠とも言える」と分析する。
またこの事態を受け、「歴史的な試合を現地で観戦したかった一般のファンにとって、この法外な価格設定はあまりにも厳しい現実だ」などと見解を示している。ビッグイベントではこれまでも起きていたチケット問題だが、今回はその価値が稀に見るほどの“プラチナ化”となっているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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