「ドジャースといえども無敵ではない」今永昇太が先発内定のカブス 現地メディアは大役に期待「大きな追い風になる」

2025年2月11日(火)16時10分 ココカラネクスト

「カブスの現時点でのエース格」とされる今永が開幕シリーズでの先発を任されそうだ(C)Getty Images

 カブスの今永昇太が東京ドームで行われる今季開幕カードのドジャース2連戦での先発が濃厚となった。クレイグ・カウンセル監督がキャンプ地での会見において今永の先発登板を明言している。

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 米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が現地時間2月9日に自身のSNS上にカウンセル監督のコメントを投稿しており、その内容を米国内各メディアが報じた。今永の東京ドームでの登板について問われた指揮官は、「もちろんイマナガは日本で投げる。これは義務だ。選択肢はないと思う」などと構想を明かしたという。

 このナイチンゲール記者の投稿を受け、米スポーツサイト『CLUTCHPOINTS』も同日に今永の特集記事を配信。3月18、19日に東京ドームで行われるドジャースとの開幕シリーズの投手起用などに、独自の見解を示している。

 同メディアは、昨年15勝を挙げた今永に対し、「カブスの現時点でのエース格」と評しており、東京ドームでの登板については、「開幕戦を任される可能性が高い」と予想する。さらに、「もう1試合では、左腕のジャスティン・スティールが登板する見込みだ。両投手が健康であれば、それがカブスのプランになりそうだ」として2連戦の先発投手を見通している。

 また2025年シーズンに向け、今季がカウンセル監督就任2年目であり、野球運営部門ジェド・ホイヤー代表の契約最終年だと説明しながら、「シカゴのノースサイド(カブス)にとっては、勝負の年だ」と強調。その上で、「ドジャースはワールドシリーズ王者とはいえ、日本でカブスが勝利を収めることができれば、2025年シーズンは大きく弾みがつくかもしれない」として、開幕カードの重要性を訴えている。

 同メディアは、「ワールドシリーズを制したドジャースといえども、無敵ではない。カブスには勝てるだけの戦力が揃っている」と両チームを比較するとともに、「もしイマナガが昨年のようなパフォーマンスをシーズン開幕戦で見せることができれば、カウンセルとチームにとって大きな追い風になるだろう」と日本人左腕の活躍に期待を込めた。

 開幕投手の大役を任される可能性も現実味を帯びてきている今永。果たして、東京ドームのマウンドで世界王者を相手にどんなピッチングを繰り広げるか。メジャー2シーズン目は初戦から大一番のマウンドに登ることになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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