バイエルン指揮官、ドルトムント移籍発表のズーレを今後も起用へ「契約とは関係なく評価」

2022年2月11日(金)21時48分 サッカーキング

ナーゲルスマン監督(左)がズーレ(右)の移籍に言及 [写真]=Getty Images

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 バイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、同クラブに所属するドイツ代表DFニクラス・ズーレの今後の扱いについて語った。11日、ドイツメディア『Sportbuzzer』が伝えている。

 現在26歳のズーレは、2017年夏にホッフェンハイムからバイエルンへと完全移籍。公式戦通算159試合に出場し、4度のブンデスリーガ優勝や2020年のチャンピオンズリーグ制覇などに貢献してきた。しかし、今シーズン終了後の契約満了に伴いバイエルンを退団し、ライバルのドルトムントにフリートランスファーで加入することが7日に発表された。

 ホッフェンハイムの下部組織時代からズーレと面識のあるナーゲルスマン監督は、移籍決定を受けて「失望というより悲しいよ。私は彼と10年以上前から一緒に仕事をしてきたのだから、彼と仕事を続けたかった」とコメント。次のようにも語り、ファンの心理に同情しつつ、ズーレは正当な権利を行使したに過ぎないとその決断に理解を示した。

「サッカー界にはごく普通のプロセスがあり、今回もその一つだ。我々は彼が6月30日までバイエルンに在籍していることを承知しているし、彼が全力を尽くしてくれることを期待している。したがって、私は再び良い状況が訪れ、可能であればすべてを勝ち取ることができると信じている。しかし、何人かのファンが不満を抱いていることも理解できる」

 また、ナーゲルスマン監督は、今後もズーレをチームの一員として起用し続けていくことを明言。「選手のパフォーマンスは契約の詳細とは関係なく評価するものだ。だからこそ、私にとっての問題は、次の対戦相手に対してどのチームが最も適しているかということだ」と語っている。

 ブンデスリーガで首位に立つバイエルンは、12日の第22節で日本代表FW浅野拓磨が所属するボーフムと敵地で対戦する。

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