4得点に絡んだヴィニシウス、首位攻防戦の勝利を誇る「今季最高のパフォーマンス」

　レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、ジローナ戦を振り返った。10日、クラブ公式サイトが伝えている。

　ヴィニシウスは10日に行われたラ・リーガ第24節のジローナ戦に先発出場すると、6分に巧みなステップから右足一閃。強烈なミドルシュートをファーサイドに突き刺し、先制点を挙げた。

　さらに、35分にはジュード・ベリンガムの得点を華麗なアウトサイドパスで演出したほか、54分には左サイドをドリブルで突破してシュートを放ち、このこぼれ球をベリンガムが押し込む追加点にも関与。そして、61分にはヴィニシウスがプレッシングからボールを奪い、引き渡したロドリゴがゴールを決め、2アシスト目を記録するなど、全4得点に絡む活躍を見せたヴィニシウスは、4−0の勝利に大きく貢献した。

　2位につけるジローナとの首位攻防戦を制した試合後、ヴィニシウスは「これは今シーズン最高のパフォーマンスだった。監督が求めていたことをすべてやってのけた。必要な時にはプレスをして、その後には深く守ったりもした。それが違いだ」と重要な一戦でのパフォーマンスを誇りながら、次のように続けた。

「このチームが本気になったら、打ち負かすのは本当に難しいと思う。そして、今日はトップな相手だった。ラ・リーガを制するためにもこの調子を維持していかなければならない」

「ジローナは素晴らしい成績を収めている。彼らは本当にいいプレーをしていて、これが難しい試合になることはわかっていたので、集中していい仕事をしなければならなかった。ファンたちがあのように僕たちの後ろにいてくれれば、相手にとっては非常に難しくなるだろうね」

　また、この試合で2得点を挙げ、ラ・リーガ得点ランキングでトップに立つベリンガムとの連携について聞かれたヴィニシウスは「毎日一緒にトレーニングをして、お互いのことを知り始めている」と語りつつ、「彼は信じられない選手だし、シーズンを通してゴールを決め続けることを願っている。彼は今シーズン最高で、素晴らしいプレーをしているよ」と賛辞を送った。


【ハイライト動画】レアル・マドリードvsジローナ