【共同通信杯】「高速決着への対応力」「自在性のある脚質」など 3つのポイントに該当する本命馬とは?

2月11日(木)11時48分 SPAIA

共同通信杯馬場適性チャート

Ⓒゲッティイメージズ

33秒台の上がりを使った3着内馬は24.2%

2012年の優勝馬ゴールドシップをはじめ、イスラボニータ、ディーマジェスティといった皐月賞馬を輩出するなど、近年ハイレベルなメンバーが集結する共同通信杯。クラシックに向けても重要なレースについて、馬場適性の観点から分析・予想してきたい。

2/6・7の東京芝コースタイムと上がり

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先週末、東京競馬場の芝コースでは11レースが行われた。クッション値とゴール前の含水率は土曜日が9.5、14.7%、日曜日が9.2、14.1%となっていた。
日曜日に行われた1600m戦のタイムを見ると、3歳未勝利戦で1:33.7、東京新聞杯では1:32.4と引き続き高速決着のレースが多かった。しかし上がりタイムを見ると、開幕週は33秒台の上がりを使った馬が46.7%(14頭)いたのに対し、先週末は24.2%(8頭)に減少していた。

先行馬の好走が増加

通過順位別の成績では、開幕週は逃げ切り勝ちがなく、4角3番手以内だった馬は馬券圏内に好走した馬の26.7%(8頭)だったが、先週末は45.5%(15頭)まで増加。先行勢が馬券に絡むレースが多く見られた。

2/6・7の東京芝コース通過順位

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また直線における進路取り分析では、内から1〜3頭目を通った馬が4勝、2着5回、3着7回。全体の48.5%を占めていた一方で、内から4〜6頭目も6勝、勝利数のみのデータでは内から1〜3頭目を上回っていた。
内を通るに越したことはないが、内外フラットな馬場だったと言えるだろう。
これらのデータから、共同通信杯では「高速決着への対応力」「33秒後半〜34秒前半の瞬発力」「自在性のある脚質」の3項目を兼ね備えている馬を狙ってみたい。

今回は先行策を試す可能性も

出走馬の中からステラヴェローチェ、シャフリヤール、ディオスバリエンテ、エフフォーリア、プラチナトレジャーの5頭に注目。詳しく見ていこう。

共同通信杯馬場適性チャート

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【ステラヴェローチェ】不良馬場のサウジアラビアRCで強いレースを見せたかと思えば、高速馬場の朝日杯FSでも2着と好走しており、力上位。前走はハイペースだった中、内をさばいて上がり最速の33.5を使って差してきたレースぶりから、瞬発力だけでなくスタミナも兼ね備えているタイプだと言える。
また賞金面は足りているので、横山典騎手は今後に向けて、新馬戦を勝利した時のような先行する競馬を試す可能性も考えられる。仮にその作戦を取ったとしても、吉と出る可能性は高いだろう。
【シャフリヤール】
新馬戦は、終始馬場の良いところを通ったということはあるものの、追われてからは鋭い脚を見せてきっちり差し切り。レースセンスの高さを見せた。昨秋の京都開催は時計を要する馬場だっただけに、当時より高速馬場の東京でさらに良さが出そうだ。
【ディオスバリエンテ】
新馬戦は4角で2着のボーデンに先に動かれたが、そこから伸びて差し切った。敗れたボーデンは次走、東京1800mで1:45.2という好タイムで圧勝しているので、能力がかなり高いことは間違いない。好位からレースを進めることができ、ある程度速い上がりにも対応できそうなので、好勝負になるだろう。
【エフフォーリア】
前走の百日草特別は、前半からスローペースでやや折り合いを欠く面を見せながらもレースだった。直線に向いてからも追い出しを待たされる場面があったが、33.4の上がりで差し切った点は評価できる。今回も瞬発力勝負に持ち込めば引けは取らない。
【プラチナトレジャー】
京成杯では向正面で折り合いを欠きながらも、5着と健闘した。エンジンの掛かりが遅いタイプなだけに東京コースに戻ることはプラスに働くと考える。ただし、瞬発力勝負になるよりはある程度ペースが流れてほしい。
▽共同通信杯予想▽
◎ステラヴェローチェ
○ディオスバリエンテ
▲シャフリヤール
△エフフォーリア
×プラチナトレジャー
ライタープロフィール
三木俊幸
編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在は競馬ライターとしてだけでなく、カメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場で取材活動を行っている。



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