iCraftが2022年スーパー耐久参戦体制を発表。山野哲也がレギュラー参戦し、『オーリンズ』カラーを纏う

2022年2月12日(土)22時0分 AUTOSPORT web

 2月12日、スーパー耐久シリーズに参戦するiCraftが、2022年シーズンの参戦体制を発表した。引き続き、NATS(日本自動車大学校)とジョイントし、マツダ・ロードスター(ND5RC)で激戦のST-5クラスに挑む。


 また、3度のスーパーGT GT300クラスチャンピオンであり、2021年第5戦鈴鹿に同チームからスポット参戦した山野哲也が、レギュラードライバーとして加入することが明らかとなった。山野にとって24年ぶりのスーパー耐久レギュラー参戦となる。


 全日本​ジムカーナ選手権の名手として知られた猪爪俊之監督兼エンジニアが率いるiCraftは、2020年よりスーパー耐久シリーズのST-5クラスに挑戦。参戦にあたってNATSの支援をうけ、学生の実習授業も行っていることでも知られている。


 参戦2年目となった2021年シーズンは、第5戦鈴鹿で“優勝請負人”の山野を起用し、多岐に渡るアドバイスを得たチームは短期間で改善を図った。その結果、iCraftはシーズン中2度のクラスポールポジションを獲得し、シリーズ3位という成績を残している。


 2022年シーズンを迎えるにあたり、iCraftは星和産業株式会社と新たなパートナシップを構築。また、車両はかつてスーパー耐久で一時代を築き上げた『オーリンズ』カラーとなり、これまでのイメージ一新している。車両名称は現時点で仮称だが『OHLINS Roadster NATS』となりそうだ。


 ドライバーラインアップは、先述のとおりAドライバーに山野哲也が加入し、NATSで講師も務める金井亮忠とのWエース体制を構築。野島俊哉、石井達也、南澤拓実といった、ロードスター・パーティレースで実績を残している若手ドライバーらともに、初優勝を目指す。


「24年ぶりにスーパー耐久シリーズにレギュラー参戦することになりました。スーパー耐久は自分自身をスーパーGTに押し上げてくれたカテゴリーであり、とてもありがたく感じています」と山野はコメント。


「声をかけてくれた猪爪監督、NATSのメカニックたち、そして若いドライバーたちとともに注目を浴びるレースをしていきたいと思っています。人気絶頂のこのレース、感謝の気持ちを大切にしつつ、盛り上げていきます。たくさんの声援をよろしくお願いします!」


■iCraft 2022年スーパー耐久シリーズ参戦体制


車両名称:OHLINS Roadster NATS(仮)
Aドライバー:山野哲也(スーパーGT3回、全日本ジムカーナ選手権21回チャンピオン)
Bドライバー:金井亮忠(2010年、2018年JAF-F4地方選手権チャンピオン
Cドライバー:野島俊哉(2021年パーティレースIII 北日本シリーズチャンピオン)
Dドライバー:TBN
Eドライバー:石井達也(2021年第2戦SUGO 同チームスポット参戦)
Fドライバー:南澤拓実(2021年パーティレースIII 東日本シリーズチャンピオン)

2022年スーパー耐久シリーズの参戦する72号車『OHLINS Roadster NATS』

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