“悲しい物語”へと転落…エ軍メディアが水原被告を非難 不正行為のほとんどがエンゼルス時代も「謝罪の言葉はなかった」

2025年2月12日(水)5時30分 ココカラネクスト

エンゼルス専門メディアが水原一平被告を非難した(C)Getty Images

 米連邦地裁は現地時間2月6日(日本時間7日)に、大谷翔平の銀行口座から約1700万ドル(約26億円)を盗み、銀行詐欺罪に問われていた水原一平被告に求刑通り禁錮4年9か月を命じた。

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 エンゼルスの専門メディアである『Halo Hangout』もこれを受け「昨シーズンの開幕から野球界を揺るがしたスキャンダルは、先週、少なくとも最初の結論に達した」とし、「ショウヘイ・オオタニの元通訳であるイッペイ・ミズハラ被告が、このスーパースターから数百万ドルを詐取した罪でオレンジ郡(カリフォルニア州の郡)で有罪判決を受けたのだ」と報道している。

 その上で「不正行為のほとんどは彼がエンゼルスの職員だったときに起こったにもかかわらず、エンゼルスや彼を心から慕っていたエンゼルスのファンに対して謝罪の言葉は一切なかった」と伝えた。

 大谷がエンゼルス在籍のメジャー1年目から度々登場し、話題となった人物だけに地元メディアも水原被告を非難している。

 そして「ドジャースが昨年3月に韓国で開幕シリーズを戦っていたときに始まった物語はこれで終止符が打たれた」とし、「数週間にわたりオオタニが関与していたという憶測や当てつけが飛び交ったが、ミズハラ被告が詐欺にどれだけ熱を入れたか、そしてそこからどれだけの金を巻き上げたかが明らかになるにつれ、物語はギャンブル依存症と裏切りの悲しい物語へと転落していった」と、一連の騒動を「悲しい物語」と振り返った。

 さらに「このすべて、そして自身のケガのリハビリが2024年にオオタニの頭上にのしかかっていたにもかかわらず、オオタニがワールドシリーズ優勝とMVPをつかんだことは驚くべきものだ」と、荒波を乗り越えて手にした“栄光”に賛辞を贈り、あらためて大谷の凄さを再認識したようだった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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