イングランドの名守護神、バンクス氏が81歳で死去…66年W杯優勝メンバー

2019年2月12日(火)23時43分 サッカーキング

81歳で死去したバンクス氏 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

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 かつてイングランド代表の守護神として活躍したゴードン・バンクス氏が81歳で死去した。同氏が選手時代に所属していたストークが12日に発表している。

 バンクス氏は1937年生まれで、選手時代はチェスターフィールドやレスター、ストークなどでプレーした。イングランド代表の守護神としても活躍し、1966 FIFAワールドカップ イングランドでは、自国開催大会で優勝メンバーに。1970年のメキシコ大会にも出場し、元ブラジル代表のペレ氏が放ったヘディングシュートを驚異的な反応で阻止。1966年から6年連続でFIFAの最優秀GK賞に輝いている。

 1972年、自動車事故で負傷し、右目の視力を失った。アクシデントの影響は大きく、翌1973年に現役を引退。1977年に北米サッカーリーグ(当時)のクラブでもプレーした。2002年にはイングランドサッカー殿堂を受賞し、2004年には国際サッカー連盟(FIFA)の創設100周年を記念して開催された式典「FIFA 100」にて、ペレ氏選出の「偉大なサッカー選手100名」にも名を連ねている。

 ストークは公式HPにて、バンクス氏のプロフィールや輝かしい実績を紹介したページを掲載。12日午前中のトレーニング開始前、選手やスタッフ陣が1分間の黙とうを捧げたことを報告している。

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