さらにアグレッシブな進化を遂げた旗艦サルーン、『ホンダ・レジェンド』登場

2018年2月14日(水)17時27分 AUTOSPORT web

 ホンダのフラッグシップ・サルーンとして君臨し、世界初の3モーターハイブリッドシステム、SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)を搭載する『ホンダ・レジェンド』がマイナーチェンジを実施。2月9日から発売が開始されている。


 2015年に現行世代となる5代目へと進化し、ホンダが世界に誇るスーパースポーツ『NSX』と同様、エンジンと3つのモーターで4輪の駆動力を自在に制御するSPORT HYBRID SH-AWDが採用された。


 314PSを発生する3.5リッターのV6直噴i-VTECを軸に、電気モーターを内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)をフロントに積み、リヤにも左右アクスルに各1基ずつのモーターを採用することで、ビッグサルーンながら操る歓びを追求したモデルとして優れたハンドリングを実現している。


 そんな『ホンダ・レジェンド』は、今回のマイナーチェンジで内外装デザインを刷新。アグレッシブな印象となったフロントマスクは、グリルや前後バンパーを一新し、よりロー&ワイドで力強い印象を際立たせたほか、リヤにはツインフィニッシャーを採用することで、よりスポーティーな走りを予感させるデザインに。


 また、北米のアキュラ・ブランドでも展開されるモデルとあって、複眼式のLEDが並ぶヘッドライトやテールランプのデザインも、先進的かつ存在感のある印象に仕上げられた。


 そのエクステリアのデザインに対応するように、インテリアでも上質感と快適性を追求。シート形状を大幅に変更し、安心感のあるホールド性と快適性を両立させたほか、インストルメントパネルを中心にシルバー加飾を変更するとともに、内装のカラーバリエーションを追加し、さらなる上質な室内空間を演出。

ボディ骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性感を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングも変更
アグレッシブな印象となったフロントマスクは、グリルや前後バンパーを一新し、よりロー&ワイドで力強い印象を際立たせた
LEDを使用し、優美なラインを描くリヤコンビランプを採用


 さらにリヤの左右に備わるモーターへの駆動力配分を司るインテリジェント・パワー・ユニット(IPU)の小型化によりトランク容量を13リットル(VDA方式)拡大したほか、スマートキーでも操作可能なパワートランクも採用するなど、高級サルーンとしての使い勝手も向上させている。


 その他、ダイナミクスの面でも細かな改良が加えられ、ボディ骨格の接着剤塗布範囲を拡大することで剛性感を高め、ダンパー特性などのシャシーセッティングを変更。それに伴い、SPORT HYBRID SH-AWDにもリセッティングが施されるなど、ボディー、シャシー、制御など細部までチューニング。


 ドライバーが“意のまま”と感じられるようなハンドリング性能と上質な乗り心地を磨き上げ、ドライバーズカーとしての価値がさらに高められた。


 また、随時機能更新が進む先進安全装備のADAS、“Honda SENSING(ホンダ センシング)”でも、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)をホンダ車として初搭載。


 高速道路などの渋滞時に、車速0km/hから約65km/hまでの速度域で前走車との車間を保ちながら、自車の走行車線をキープするようアクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をアシスト。ドライバーの運転負荷を軽減する機能が備えられた。


 このマイナーチェンジを機に、ボディカラーにもプラチナホワイト・パール、モダンスティール・メタリックなど新採用色6色を含む全8色が用意され、価格は707万4000円となっている。

エンジンと3つのモーターで4輪の駆動力を自在に制御するSPORT HYBRID SH-AWDをさらに熟成させ、ハンドリング性能と上質な乗り心地が進化
インストルメントパネルは写真のディープブラウンに加え、アイボリーやグレーなど4色を設定
快適なスペースが広がるリヤシート。グレードは「Hybrid EX」のモノグレード展開となる

Hondaお客様相談センター:0120-112010(いいふれあいを)


AUTOSPORT web

「ホンダ」をもっと詳しく

「ホンダ」のニュース

「ホンダ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ