ドルトムント、サンチョが先制点もホッフェンハイムとドロー…ハーランドの同点弾で追いつく

2021年2月14日(日)1時28分 サッカーキング

ドルトムントとホッフェンハイムが対戦した [写真]=Getty Images

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 ブンデスリーガ第21節が13日に行われ、ドルトムントとホッフェンハイムが対戦した。

 ドルトムントは10分、ラフェエル・ゲレイロのスルーパスにアーリング・ハーランドが抜け出したが、相手GKとの一対一を制すことはできない。対するホッフェンハイムは18分、相手DFマヌエル・アカンジの処理ミスから中盤でボールを奪ったイーラス・ベブが一気にゴール前まで運んだが、フィニッシュはカバーに入ったアカンジの妨害もあって相手GKにセーブされる。

 ホッフェンハイムは23分に素早い中央突破から決定機。クリストフ・バウムガルトナーの縦パスを受けたベブが寄せてきた相手DFをファーストタッチでかわしてGKとの一対一を迎えたが、フリーで放ったシュートは相手GKマルヴィン・ヒッツにセーブされてしまう。すると24分、直後のゴールキックを起点にドルトムントが先制する。ハーフウェーライン付近まで下りて縦パスを受けたハーランドから、左サイドのゲレイロを経由して、ジェイドン・サンチョが抜け出す。ゴール前まで運んだサンチョは落ち着いてニアの左下に流し込んだ。

 しかし31分、ホッフェンハイムが試合を振り出しに戻す。パヴェル・カデジャーベクの浮き球をエリアの外で受けたセバスティアン・ルディは、柔らかいタッチから相手の間を通してスルーパス。反応したモアネス・ダブールは、飛び出してきたGKと寄せてきたDFの間に上手くシュートを流し込んでネットを揺らした。

 同点で折り返すと、51分にホッフェンハイムが逆転する。左コーナーキックのキッカーを担当したルディはショートーコーナーを選択し、折り返しを受けるとダイレクトでゴール前に高速のボールを放り込む。先に触ったのはヒッツだったが、跳ね返りが飛び込んだベブの頭に当たってゴールに吸い込まれた。追う展開となったドルトムントは57分、ゴール前での混戦からハーランドが押し込んだが、オフサイドでゴールは認められなかった。

 それでも、ドルトムントは81分に再び試合を振り出しに戻す。ホッフェンハイムの選手が一人倒れた状態でプレーが続くと、ハーランドは集中力を欠いた相手から深い位置でボールを奪う。ハーランドは力強いドリブルで相手を数人はがし、最後はループ気味のシュートでネットを揺らした。得点後には両チームの選手の間でもみ合いが起こったが、得点はそのまま認められた。

 両チーム合わせて37回のファウル(ドルトムント:21、ホッフェンハイム:16)と9枚のイエローカード(ドルトムント:2、ホッフェンハイム:7)を記録するなど、激しい展開となった試合は引き分けのまま終了。ドルトムントは2戦未勝利、ホッフェンハイムは3戦未勝利となった。

 来週からは欧州のクラブ大会が再開。ドルトムントは17日にチャンピオンズリーグでセビージャ(スペイン)とアウェイで戦い、20日にはアウェイでシャルケとの“レヴィア・ダービー”を戦う。ホッフェンハイムは18日にヨーロッパリーグでモルデ(ノルウェー)とアウェイで戦い、21日にホームでFW大迫勇也が所属するブレーメンと戦う。

【スコア】
ドルトムント 2−2 ホッフェンハイム

【得点者】
1−0 24分 ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
1−1 31分 モアネス・ダブール(ホッフェンハイム)
1−2 51分 イーラス・ベブ(ホッフェンハイム)
2−2 81分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)

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