帰ってきたゴール演出家! マンCの全得点に絡んだデ・ブライネ「全力を尽くし、楽しもうと思う」

2024年2月14日(水)8時28分 サッカーキング

デ・ブライネはマンCの全3得点に絡んだ [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが13日に行われ、マンチェスター・シティは敵地でコペンハーゲンを3−1で下した。試合後、マンチェスター・シティ所属のベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが『TNTスポーツ』にてコメントを残した。

 デ・ブライネは立ち上がりの11分、ボックス右でイングランド代表MFフィル・フォーデンからのスルーパスを受けると、右足で狙い澄ました一撃を沈めて先制点をゲット。チームは34分にブラジル代表GKエデルソンのパスを引っ掛けられたところから失点を喫し、同点に追い付かれたものの、前半アディショナルタイムには右サイドから仕掛けたデ・ブライネのパスからポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァが勝ち越しゴールを挙げた。後半アディショナルタイムには右のニアゾーンでフォーデンへ絶妙な折り返しを送り、この日2つ目のアシストを記録。終わってみれば1ゴール2アシストと全得点に絡む活躍を見せ、敵地での先勝に貢献していた。

 試合後、デ・ブライネは「タフな試合だった」と正直に告白。コペンハーゲンとは2シーズン続けての顔合わせとなったが、「僕らは何度かこのスタジアムでプレーしているし、雰囲気が良いことも知っている。彼らは勝つためにあらゆる手段を尽くすことができる。彼らは素晴らしいグループステージを戦ったのだから、気を抜いたりすることはなかったよ」と対戦相手へのリスペクトを示すと、次のような言葉で試合を振り返った。

「試合の立ち上がりは素晴らしい入りができたと思う。だが、1つのミスをしてしまい、彼らはその隙を見逃さなかった。だけど、90分間を通してみると良い戦いができたと思う。後半に関して言うのならば、もっと多くの得点を挙げられたとは思うけどね。幸運なことに、最後に3点目を取れたから、少しのアドバンテージは得られたね」

 また、今季のデ・ブライネは開幕直後にハムストリングを負傷した影響で長期離脱を強いられ、復帰を果たしたのは1月の半ばだった。それでも、プレミアリーグでは復帰戦となったプレミアリーグ第21節ニューカッスル戦(○3−2)で、途中出場から1ゴール1アシストと活躍を見せると、同試合を含めてプレミアリーグ4試合連続アシストを記録。第23節ブレントフォード戦(○3−1)では久々に90分間ピッチに立ち、コペンハーゲン戦は今季公式戦で2度目のフル出場だった。

 デ・ブライネは「良いサッカーをするために全力を尽くし、それを楽しもうと思う」と復帰を果たした現在の心境に触れると、「この5、6カ月は本当に長かった。でも、今はチームに戻ってきて、勝利に貢献できたこと、ベストを尽くせたことをうれしく思っている。最高の気分だよ」と笑顔を見せる。「コンディションが万全になるまでには、まだ2、3試合ほどの出場機会が必要だと思う。ブレントフォード戦で90分間プレーしたのは、ほぼ1年ぶりだったのだからね」と自身の状態を明かし、「今はそこへ向かっている過程の中にいるけれども、現段階のレベルとしては十分だよ。本当に幸せだ」とピッチに立つ喜びを露わにした。

 セカンドレグは3月6日に開催され、マンチェスター・シティがホームでコペンハーゲンを迎え撃つ。

サッカーキング

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