DUCATI Team KAGAYAMAがイタリア大使館で体制発表。ファクトリー仕様のパニガーレV4 Rをアンベイル

2024年2月15日(木)21時32分 AUTOSPORT web

 2月15日、DUCATI Team KAGAYAMAは体制発表会を東京都港区のイタリア大使館で開催した。ドゥカティ パニガーレV4 Rのファクトリーマシンを使い、ライダーに水野涼を起用して全日本ロードレース選手権 JSB1000クラスと鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する。


 加賀山就臣は、海外の選手権を戦っていた選手時代、自身のチームであるチームカガヤマ、2022年からヨシムラとタッグを組んだYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINでもスズキ一筋で33年間過ごしてきた。


 そんな加賀山監督は2024年からイタリアのドゥカティ社とタッグを組み、チーム名を新たに『DUCATI Team KAGAYAMA』として全日本ロードと鈴鹿8耐に挑戦することを決めた。


 12月22日には、参戦クラスやチーム名、ライダーに水野を起用して、ファクトリースペックのマシンを使用することを明かしていた。今回のイタリア大使館でのチーム体制発表会では駐日イタリア大使ジャンルイジ・ベネデッティ氏やドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム社長の挨拶、そして加賀山監督と水野から意気込みが語られた。


 さらに、ドゥカティコルセのパオロ・チャバッティ氏からビデオメッセージが届けられた。それらの語られた内容などは別項でお届けする。

DUCATI Team KAGAYAMAのドゥカティ パニガーレV4 R


 そして、最後にスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)で2年連続チャンピオンを獲得しているアルバロ・バウティスタが駆っているマシンと同じ仕様となるDUCATI Team KAGAYAMAのパニガーレV4 Rがお披露目された。


 カラーリングはチームカガヤマのブルーではなく、ドゥカティレッドとブラックのカーボンパーツによる配色となった。タイヤはブリヂストン、サスペンションはOHLINS(オーリンズ)、エキゾーストはAKRAPOVIC(アクラポビッチ)などのパーツが使用され、WorldSBKとはタイヤメーカーが異なるが、すべてがファクトリースペックだ。


 鈴鹿8耐についてのライダーラインアップはまだ決まっていないというが、「勝てる体制」を用意すると加賀山監督。「未知数」だともいうが、まずは2月26〜27日に鈴鹿サーキットで行われる開幕戦の事前テスト、そして3月9〜10日の第1戦鈴鹿2&4レースでどんなパフォーマンスを発揮するのか楽しみなところだ。

加賀山就臣監督(DUCATI Team KAGAYAMA)
水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)
DUCATI Team KAGAYAMAのドゥカティ パニガーレV4 R
DUCATI Team KAGAYAMAのドゥカティ パニガーレV4 R


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