カギを握るド軍開幕ローテ“5番目の男” 「昨季登板ゼロ」の2人が復活をかけた争い――巻き返し図る25歳右腕も

2025年2月15日(土)16時0分 ココカラネクスト

ドジャース開幕ローテ5番目の男がカギを握るかもしれない(C)Getty Images

 ドジャースはアリゾナ州グレンデールでのキャンプをスタートさせた。今季は6人制ローテーションを採用する見込みだが、アンドリュー・フリードマン編成本部長は、先発5人と8人のブルペンで開幕を迎える見通しを示したという。

【動画】ドジャース大谷が二刀流復活に向け、順調な調整ぶりを披露

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、開幕時の先発ローテは、山本由伸、佐々木朗希、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーの4人だとし、5人目は春季キャンプでの競争になるという。

 記事によれば、「トニー・ゴンソリンとダスティン・メイの両右腕は、2024年シーズンはプレーしていないが、開幕ローテーションの最後の一角を争うことになる。2年目のシーズンに大苦戦した右腕ボビー・ミラーも同様だ」とした。

 ゴンソリンは2023年8月に右前腕の炎症で故障者リスト入りすると、昨年2月に右肘手術を受けた。その後は9月に3Aでリハビリ登板を果たしている。メイに関しては23年7月に右肘を手術し、昨年7月には食道裂傷の手術を受けた影響で昨季は登板なしに終わった。ともに再契約となり、今季は復活をかけ、開幕からローテ争いに加われるか注目される。

 25歳のミラーはメジャーデビューの23年に11勝を挙げたが、昨季は13試合で2勝4敗、防御率8.52と不調に陥った。新エースとして期待された右腕も今季は巻き返しを図りたい。記事では「3人の投手のうちの1人が先発ローテーションの5番手に入ると予想されている」と伝えている。

 一方、ブルペンに関しては、エバン・フィリップスとマイケル・コペックが「故障者リスト入りでシーズンを始める可能性が高い」とし、「したがって、カービー・イエーツとブレイク・トライネン、タナー・スコット、アレックス・ベシア、アンソニー・バンダで構成されることになる」と、5人はほぼ確定となる。

 そうなると、ブルペン8人なら残りは3枠となり、ゴンソリンとメイのどちらかがリリーフ1枠に回り、40人ロースターに登録されている選手か、ロースター以外の招待選手としてキャンプに参加している選手が最後の2枠を争うことになると指摘した。

 3月に日本で開幕戦を行うドジャース。第1戦は山本、第2戦は佐々木が先発する可能性が高い。世界一連覇へ向けた調整が本格化する中、好調なスタートを切るためには、開幕ローテの“5番目の男”がカギを握るかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「復活」をもっと詳しく

「復活」のニュース

「復活」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ