【藤井亜希の目】全体としての底上げが初勝利を生んだ…スマイルジャパン五輪1勝

2月15日(木)7時2分 スポーツ報知


平昌五輪第6日 アイスホッケー女子1次リーグB組最終戦 日本4—1コリア(14日、関東ホッケーセンター)

 1次リーグ敗退が決まっていた女子日本代表「スマイルジャパン」は同最終戦で南北合同チーム「コリア」を4—1で破った。98年長野大会から五輪13試合目にして悲願の初勝利。

 98年長野五輪代表FWの藤井亜希さんが分析した。

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 念願の1勝。選手も同じだと思うが、うれしいというより安心したという気持ちだ。ランキング的にもかなり格下の相手で、勝たないといけないという思いがあっただろう。完全アウェーで相手側の応援もプレッシャーになったはず。それに打ち勝ってよく頑張った。

 優位に進めていたように見えたが、展開的には苦しい試合だった。最初の2点を取れたのは良かったが、そこから“複雑な”プレーをしてしまうところが見られた。無駄にパス回しが多くなってきたところに、相手が体を張ったプレーで逆襲してきた。第2Pは苦しんだが、3点目が入ってゲームが落ち着いた。

 日本はシュートやパスなど全体的なスピードアップに成功した。フィジカルの強さも身につけた。以前は「この人は弱い、この人は強い」と、レベルにばらつきがあったものだが、チームジャパンとして計画的に取り組み、全体としての底上げができた。それが1勝を生んだ要因だろう。

 五輪でのチャレンジは98年の長野から始まった。そこから五輪に再び出るまでに16年。1勝までに20年。ここまで長かった、と率直に思う。(98年長野五輪代表FW)

スポーツ報知

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