レクサスRC F GT3、ブランパンGTフル参戦。開発担うエミール・フレイが2台投入
2018年2月16日(金)18時49分 AUTOSPORT web
ドイツのファーンバッー・レーシングとともに欧州地域での『レクサスRC F GT3』の開発を請け負うエミール・フレイ・レーシングは2月15日、ブランパンGTシリーズに2台のRC F GT3を投入し、スプリントカップとエンデュランスカップのシリーズ全戦に参戦すると発表した。
スイスを拠点に活動するチームは2017年、ブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップで非メーカー製GT3マシンの『エミール・フレイ・ジャガーG3』を走らせながらインターコンチネンタルGTオープンにRC F GT3を投入。
エミール・フレイのRC F GT3は開幕2連勝を含む年間3勝を挙げたほか、同年のブランパンGTシリーズ第9戦ニュルブルクリンクではアルバート・コスタ・バルボアと、ベテランのステファン・オルテリのコンビでスプリトカップにスポット参戦し、RC F GT3をブランパンGTにデビューさせている。
昨シーズンとは異なり、フル参戦となる今季はスプリントと耐久の両フォーマットに対応するため2台に3名ずつ合計6名のドライバーを起用。
各車のラインアップはノーベルト・シードラー、BMWワークスドライバーのマーカス・パルタラ、ル・マン王者のオルテリのトリオと、マルコ・シーフリード、コスタ・バルボア、元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンという組み合わせだ。
チーム代表のローレンツ・フレイは「我々にとってブランパンGTシリーズへの参戦は決して新しい試みではないが、レクサスRC F GT3にとってはまったく新しいチャレンジとなる」と参戦の意義を語った。
「昨年、我々はニュルブルクリンクでシリーズにスポット参戦したが、やはりスプリントカップはとてもエキサイティングだった」
「チームスタッフは皆、高いモチベーションを持ち、強力なドライバーも迎えた。我々のチームはこれまでの参戦経験や昨年のノウハウを生かすことができることから、RC F GT3でのブランパンGTへのフル参戦とその初レースに向けて興奮している」
Glad to announce that I continue racing with Emil Frey Racing in 2018 with the LEXUS RC F GT3 in the entire @BlancpainGTchampionship! Looking forward to an awesome year with @ACostaBalboa& @MarcoSeefried1pic.twitter.com/EV4CtsFW5T
— Christian Klien (@CK_Klien) 2018年2月15日