「イノウエが初回で終わらせる」悪童ネリが井上尚弥の対戦濃厚なピカソ戦を大胆予測 同胞戦士に厳格意見「8回も持たない」
2025年2月16日(日)12時3分 ココカラネクスト

井上との対戦経験もあるネリの発言が話題となっている。(C)CoCoKARAnext
怪物の強さを直に味わったからこその意見なのか。元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)の発言が話題を呼んでいる。
これまでも歯に衣着せぬ発言で世間を賑わせてきた“悪童”が意見したのは、今年5月に米ネバダ州ラスベガスで「開催濃厚」と報じられているボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、WBC同級1位アラン・ピカソ(メキシコ)の挑戦を受ける防衛戦だ。
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24年5月に東京ドームで井上と対戦していたネリは、初回にダウンを奪いながら6回までに3度のダウンを奪われてTKO負け。“モンスター”との地力の差を見せつけられていたがゆえに、同胞ピカソへの“警告”の意味もあるのかもしれない。地元メディア『Estadio Deportes』のインタビューで「結末がどうなるかはみんな分かりきっている。ピカソは大敗を喫する」と断言した。
ピカソとの不仲も囁かれているネリだけに言葉の真意は定かではない。しかし、「イノウエにとっては、経験の浅い相手と戦うことになるから、非常に楽な試合になる」と続ける悪童は「低レベルの相手ばかりだ。彼の唯一といっていい真の相手はアザト・ホバニシャン(アルメニア)戦だけ」とも切り捨ててもいる。
「ピカソがこれまで対戦した相手は、アザト以外は無名で戦績も悪い。打ち合いが起きてもKOできなかった。たぶん8、9回も持たないんじゃないか。むしろイノウエなら相性を考えても1回で終わらせる可能性だってある」
果たして、ネリの予想はどうなるか。米ボクシング界で重要視されている「シンコ・デ・マヨ」での開催も有力されている井上とピカソのマッチアップの行方に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]