岩手、MF佐々木祐太の現役引退を発表「とても感謝しています」

2022年2月16日(水)15時57分 サッカーキング

 いわてグルージャ盛岡は16日、MF佐々木祐太が2021シーズン限りで引退することを発表した。

 佐々木は1996年生まれの現在26歳。習志野高校からインデペンディエンテ(パラグアイ2部)に加入後、マンハイム(ドイツ5部)やブルフザル(ドイツ6部)、ヴェルフェ矢板(関東1部)、ダブリンバス(アイルランド4部)、チェリー・オーチャード(アイルランド3部)、キャビンティーリー(アイルランド2部 プロリーグ League of Ireland)でのプレーを経て、2020年から岩手に加入した。同年は明治安田生命J3リーグで4試合に出場したが、2021シーズンは出場機会がなかった。昨年12月15日に契約満了に伴い、今シーズン限りで退団することが発表されていた。

 佐々木は岩手のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「ファン・サポーターの皆様、報告が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。この度、引退する決断をしました。たくさんの人に支えられてここまで頑張ることができました。とても感謝しています。辞める理由は、やりたい事が尽きない中で、サッカーに対する熱量が下がっていること、時間・体力的な面で今は両立が出来ないこと。これが理由です。まだまだ未熟者ですね…。精進します。後は、サッカーに依存したくないということ。サッカーと共に生きてきた人生だから沢山の経験をできましたが、多くの事を犠牲にしてきたことも確かです。20代は人生にとって最も重要な時期と言っても過言ではありません。その残された20代をまた別の角度から挑戦しようと思いました。まだまだやれるという周りの意見もありますが、中途半端に続けるのは自分の意思に反するので…。一度離れて分かることもあると思います。この決断を後悔するのも僕の人生です」

「最後になりますが、本当に沢山の方の支えがなければ、今の僕はいません。サッカーを通じて素晴らしい経験と繋がりができました。本当にありがとうございました。これからは自分が別の角度から恩返ししていければと思います。選手としては一先ず休憩としますが、これからも応援してくださると幸いです。佐々木祐太」

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