終了間際に劇的決勝ゴール…殊勲のエンバペ「準備はできていた」

2022年2月16日(水)10時21分 サッカーキング

決勝点を挙げたエンバペ [写真]=Getty Images

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 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、レアル・マドリード戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが15日に行われ、PSGとレアル・マドリードが対戦。主導権を握ったPSGだが、リオネル・メッシのPKがGKティボー・クルトワにストップされるなどなかなかゴールを奪うことができず。しかし、後半アディショナルタイムにエンバペが劇的な決勝ゴールを奪い、1−0で先勝した。

 決勝点を挙げ、この試合の「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ」に選出されたエンバペは試合後、「僕たちはこの種の試合を夢見てきたから、準備はできていた。僕たちは勝ちたかったし、サポーターに後押しもされた。この僅かなアドバンテージを非常に嬉しく思っているが、リターンマッチと集中すべきリーグ戦がある」と語り、次のように続けた。

「チーム全体と同じように、僕は正しいリズムにあった。攻撃でも守備でも、チームの助けになれるように全力を尽くした。このゴールによってそれも報われて、とても嬉しく思っている」

「このような試合では多く走る必要がある。チャンスには目を光らせておく必要もある。早い時間帯で得点を決めるのに十分な運はなかったが、セカンドレグに向けて僅かなアドバンテージがあることはとても嬉しい」

 また、3月9日に行われるセカンドレグは「全く違う試合になる」ことを強調したエンバペは、「彼らには感謝したい」とPSGのサポーターへの感謝も口にした。

「簡単な状況ではなかったことを僕たちは知っている。彼らはここ数週間のパフォーマンスに満足していなかった。彼らは正しかったし、彼らにも理由がある。僕たちはそれをリスペクトしないといけないが、今日は僕たちに反対しているとは感じなかった。彼らは試合中ずっと僕たちと一緒だった。そのことを本当に嬉しく思っているし、これからも彼らを幸せにし続けたい」

サッカーキング

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