大谷翔平は週1で休養日か…ドジャース版二刀流プラン

2025年2月16日(日)1時20分 スポーツ報知

長いバットを使ってトレーニングする大谷翔平

 ドジャース・大谷翔平投手(30)はキャンプ3日目の14日(日本時間15日)、前日の完全休養から一転、休む間もなく約3時間、投打の二刀流調整を行った。キャンプ2日目に休養を取る異例のスケジュールは、5月頃の投手復帰を予定している移籍後初の二刀流シーズンへの布石。この日取材に応じたフリードマン編成本部長は「彼とたくさん話をする。彼がやっていることは、信じられないくらいユニークなことなので、データがない。なので、彼がどう感じているかとか、本人からのフィードバックも必要」と首脳陣と本人で試行錯誤しながらキャンプを過ごしていることを明かした。

 復活の時は確実に近づいている。屋外に一切出なかった翌日は、壁当てを終えて投手組に途中合流すると、25歳右腕のシーハンを相手にボールを握った。これまではリハビリ組のため、ドジャース入り後初めて選手と行うキャッチボール。近日中に予定されるブルペン入りへ、順調な調整を見せた。さらに、フィールディング練習などを行うと、クラブハウスに戻る通り道で朗希の投球練習を視察した。その後、打撃練習でバットを振り込み、最後に下半身中心のトレーニング。短距離ダッシュで締めくくった。

 エンゼルス時代の二刀流は一週間出ずっぱりだったこともあった。しかしロバーツ監督は今季「DHでは休養が増えると思う」としっかり休養日を設けることを示唆している。21、22年は158、157試合に出場し、23年も離脱までの137試合中135試合に出場とエンゼルス時代はフル回転していた時期もあったが今季は2度目の右肘手術からの復帰シーズンで、チームはワールドシリーズ連覇を見据えているド軍だ。二刀流起用が本格化すれば週1回程度のペースで休養日が与えられる可能性が高そうだ。

 投手復帰前の4月は、日程的な余裕もあり、山本、佐々木ら5人ローテを採用することをフリードマン編成本部長は明かしたが、大谷の復帰後は6人制となる見込み。来るべき時に備え、大谷も首脳陣も、最善の形を探している。

(安藤 宏太)

スポーツ報知

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