ダイキン100周年を彩る活躍を 2人のホステスプロが恩返しへ“誓い”【開幕戦注目選手】

2024年2月17日(土)8時0分 ALBA Net

ダイキン所属の諸見里しのぶ(左)と新垣比菜が活躍を誓った(撮影:福田文平、米山聡明)

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2月29日から開催される「ダイキンオーキッドレディス」で新シーズンが開幕する国内女子ツアー。そこで今年の注目選手の意気込みやオフの様子を、本人のコメントとともにお届け。今回は、大会を主催するダイキン工業所属の諸見里しのぶと新垣比菜。




アマチュア時代を含め今年が23回目の出場となる諸見里は2010年に、同じく12回目出場の新垣は19年に2位となっている大会だが、ともに優勝はなし。長年、支援を続けてくれるダイキン工業への感謝を胸に、今年もコースに立つことになる。

諸見里は19年限りでツアーの第一線から退き、ツアー競技のコースセッティングやテレビ解説などを務めているが、“引退後”もこの地元での開幕戦は選手としてプレーを続けてきた。「今もゴルフが大好きで、一生懸命やりたいと思うのは、13歳から出場させていただいているダイキンオーキッドがあるからこそ」というコメントにも、特別な感情がにじみ出る。

特に今年は、同社の創業100周年という節目の年。当然、それも意識しながらのプレーになる。昨季のオフは肋骨を痛めたことで練習をセーブする必要があったが、今年はその反省も踏まえ、1月から始めたピラティスで呼吸法の見直しや体の内側から整えることに注力してきた。「体を整えて、いかに本番に臨めるかをテーマに取り組んでいます」。37歳は新境地を開こうとしている。「ツアー全体がレベルアップしていることを肌で感じる」が、コースのなかでは同じひとりの選手。3位になった18年以来となる「予選通過」を、まずは最初の目標に掲げる。

“所属プロ”の意識が強いのは新垣も同じ。QTランキング13位で迎えるシーズンは、1月頭から2月末まで兵庫・六甲国際ゴルフ倶楽部で1カ月以上の合宿を敢行しレベルアップをはかっている。そこで主に磨いたのはショートゲームやパッティングといった部分。それに加え「下半身をより使ったスイング強化」にも取り組み、シード復帰、そして18年以来となるツアー通算2勝目を目指すための礎(いしづえ)にしていく。そのためのポイントとして「4日間通して常に好調をキープすること」を挙げる。

ここ2年間は予選落ちが続く悔しい開幕戦を過ごした。「今年こそ所属プロとしてしっかり予選を通り、優勝できるように頑張ります」。25歳になった黄金世代のひとりは、虎視眈々と最高のスタートダッシュを狙っている。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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