「これを忘れずに」—ソフトB高橋、内川から取ったファウルで痛感したもの

2月17日(金)8時10分 フルカウント

「思い切り」で侍斬り、149キロ&3Kで初実戦2回パーフェクト

 存在感が際立った。ソフトバンクの宮崎キャンプ。第4クール初日となった16日、今キャンプ初となる紅白戦が実施され、松本裕樹、石川柊太、吉本祥二といったA組に抜擢された才能溢れる若き投手たちが、次々とそのマウンドへ上がった。

 その中で一番のインパクトを残したのは、昨季のドラフト1位・高橋純平だった。紅組の先発として登板し、2イニングをパーフェクト。打者6人に対して、3つの三振を奪い、最速は149キロと上々の内容だった。

「シート打撃のときよりも良かったかなと思います。変化球も良かった。ファールでカウントを取れて、変化球でもストライクを取れたので、楽に真っすぐを投げることができた」と振り返った初の実戦登板。先頭の福田秀平を遊ゴロ、続く本多雄一を左飛に取ると、長谷川勇也は見逃し三振。外角低めへのストレートがコースいっぱいに決まった。

 圧巻は2回。「一番力が入った」という侍ジャパンメンバーの内川聖一と対戦。2ボール2ストライクと追い込んでから、ファールが2球。最後は外角低めへのスライダーで見逃し三振を奪った。さらに、吉村裕基は1ボール2ストライクから、外角へのストレート。バットは空を切った。

内川から直球で取ったファウルで痛感させられたものとは

 反省を生かした。12日のシート打撃。上林誠知に本塁打を浴びるなど、打者8人に対して3安打1四球と結果を残せなかった。「ストライクを欲しがって、球威が落ちた」といい、倉野信次投手統括コーチらから「思い切って投げろ、長所を出して投げろ」と厳しく指摘されたという。

「ほぼ100パーセントで投げた」というこの日。「思い切り投げれば、内川さんからも真っすぐでファールが取れた。思い切り投げることが大事」だと改めて痛感させられた。

「これを忘れずにやっていきたい」と心に誓った19歳。キャンプも中盤に差し掛かり、疲労が蓄積してきている中で、最速149キロ。持っているポテンシャルは計り知れない。1軍生き残りをかけ、アピールを続けていく。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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