「ヘッドと会話するのが大事」アマチュアが苦手なFW&UT、青木瀬令奈が教えてくれた“当たる”練習法とは?

2025年2月18日(火)8時15分 ALBA Net

トップでヘッドの重みが感じられると、FWやUTがうまく当たるようになる(撮影:田中宏幸)

9季連続のシードを獲得している青木瀬令奈の武器はフェアウェイウッド。ただ方向性よく飛ばすだけでなく、ピンを狙って止める技術を持っている。そんな青木は長くて軽いからこそ、小さな振り幅でヘッドの重みを感じることでアウトレンジの精度が格段に上がるという。


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フェアウェイウッドはヘッドといかに会話できるかが大切です。アイアンは重量があって、スイングの円弧がタテ振りになる分、手に重さが乗りやすい。

それが長くて軽いフェアウェイウッドでヨコ振りすると、手に重さを感じにくくなるんです。ヘッドが感じられないとスピードで誤魔化して打つので精度が落ちる。私も調子が悪いときは、オーバースイングになっていますね。

みなさんは普段、フルショットの練習ばかりしていると思います。ヘッドの重みを感じるためには、ハーフショットやスリークォーターショットが有効です。切り返しで“間”を取る感覚を養えるからです。腕とクラブを一体化させるイメージで体を回すと、“間”を取りやすいと思います。

クラブを強く握り過ぎるのも重みを感じられない原因です。アドレスで手の力を緩めて、上下左右にワッグルするのもオススメですよ。


■青木瀬令奈
あおき・せれな/1993年生まれ、群馬県出身。2015年から9季連続でシード権を獲得。昨シーズンは8度のトップ10入りを果たし、メルセデス・ランキング21位で終えた。リシャール・ミル所属。

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●関連記事の【FW・UTでピンを狙って止める! 青木瀬令奈は“直ドラ”を練習に取り入れていた】では、青木のフェアウェイウッドが上手くなる“直ドラ”練習法を紹介している。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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