「なんでDeNAは手放した?」巨人26歳左腕、2回0封の強烈な古巣への"お礼参り"にX興奮「キレありすぎ」
2025年2月18日(火)18時44分 ココカラネクスト

6回から登板した石川は2回0封に抑えた(C)産経新聞社
巨人は18日に行われたDeNAとの練習試合(沖縄・那覇)に4ー3と勝利。打っては秋広優人のサヨナラホームラン含む2打席連続弾が飛び出すなど、明るい材料も多く出た試合となった。
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投手陣ものきなみ好投を続ける中、光ったのは巨人移籍後、対外試合初登板となった石川達也だった。昨年、DeNAからの育成再契約を拒否し、戦力外となった左腕は6回からマウンドにあがり、2回2安打無失点、2奪三振の力投を見せた。
6回は先頭の松尾汐恩を三ゴロに打ち取ると、続く度会隆輝を145キロの直球で見逃し三振に、井上絢登からも146キロ直球で空振り三振を奪い、この回、三者凡退に抑えた。
7回も京田陽太を一ゴロ、森敬斗を遊ゴロ、蝦名達夫を投ゴロと緩急を使った投球も光り、DeNA打線につけ入るスキを与えなかった。
9日に行われたライブBPにおいても打者8人に対し、1安打5奪三振の圧巻の投球を見せたが、引き続き、順調なアピールを続けている。
また石川は昨季のDeNAにおいても15登板、防御率1.93と左の中継ぎとして安定したパフォーマンスを示していただけに、戦力外が発表されるとファンの間にも衝撃がひろがっていた。
迎えたこの古巣との1戦で勇姿を見せたとあって、X上でもファンの間からは「なんでDeNAは手放した?」と嘆きの声が再燃、ほかにも「キレありすぎ」「新たな場所でも頑張って!」と応援の声も続々と上がっている。
チームの救援陣の層も厚いが、ゲーム終盤の勝負どころの鍵を握る左の中継ぎは何人いても困ることはない。
背番号「65」は新天地で巻き返しを誓っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]