ポヤトス初陣のG大阪、土壇場で勝利逃す…終了間際のPK献上で柏とドロー

2023年2月18日(土)17時2分 サッカーキング

柏レイソルとガンバ大阪が対戦した [写真]=兼子愼一郎

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 明治安田生命J1リーグ第1節が18日に行われ、柏レイソルとガンバ大阪が対戦した。

 今冬に積極補強を行った柏は、5人の新加入選手がスタメン入り。ネルシーニョ第2次政権の5年目も昨季同様のロケットスタートを目指す。一方、ダニエル・ポヤトス新監督の初陣となるG大阪は、期限付き移籍から復帰した谷晃生が開幕スタメンGKに。新加入選手では半田陸と杉山直宏が先発に名を連ね、ネタ・ラヴィはベンチスタート。イッサム・ジェバリはコンディション不良でメンバーから外れた。

 こう着状態が続くなか、試合の均衡が破れたのは42分、ホームの柏が先制する。細谷真大が右から送ったクロスは相手にクリアされるが、ボックスの手前にこぼれたセカンドボールに新加入の片山瑛一が反応。右足を振り抜いてゴール左下へと突き刺した。

 1点のビハインドで折り返したG大阪は、後半開始早々に試合を振り出しに戻す。ダワンのパスをペナルティエリア手前で受けた宇佐美貴史が、ドリブルで中央突破。ボックス中央で右足を振り抜くと、シュートは相手GK佐々木雅士に反応されたものの、ボールはそのままゴールへと吸い込まれた。

 さらに54分、G大阪が逆転に成功する。ダワンがペナルティエリアの手前でミドルシュートを放つと、相手GK佐々木はボールの処理に失敗。ゴール右下へと吸い込まれた。

 終盤は柏が攻勢を強めるが、なかなかG大阪の粘り強い守りを崩し切ることはできない。それでも後半アディショナルタイム5分、細谷の強引なドリブルが相手のファウルを誘ってPK獲得。細谷が自らスポットに立つと、冷静に正面へと突き刺し、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合はこのまま2−2で終了した。次節、柏は26日にホームでFC東京、G大阪は25日にホームでサガン鳥栖と対戦する。

【スコア】
柏レイソル 2−2 ガンバ大阪

【得点者】
1−0 41分 片山瑛一(柏)
1−1 49分 宇佐美貴史(G大阪)
1−2 54分 ダワン(G大阪)
2−2 90+8分 細谷真大(柏)

【スターティングメンバー】
柏(4−3−3)
佐々木雅士;片山瑛一、立田悠悟、古賀太陽、三丸拡;高嶺朋樹(67分 中村慶太)、山田康太(75分 山本桜大)、仙頭啓矢(75分 武藤雄樹);マテウス・サヴィオ(67分 中村慶太)、細谷真大、小屋松知哉

G大阪(4−3−3)
谷晃生;半田陸、三浦弦太、クォン・ギョンウォン、黒川圭介;ダワン(90分 山本理仁)、山本悠樹(64分 ネタ・ラヴィ)、宇佐美貴史:杉山直宏(90分 江川湧清)、鈴木武蔵(79分 倉田秋)、食野亮太郎(64分 山見大登)

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