アウディ 2018/19フォーミュラE第4戦メキシコシティE-Prix レースレポート

2月19日(火)7時0分 AUTOSPORT web

フォーミュラE第4戦でアウディのルーカス・ディ・グラッシが優勝


◆アウディスポーツ・アプト・シェフラーがメキシコシティで3年連続優勝


◆アウディe-トロン FE05はもっともエネルギー効率が高いマシン


◆予選でトラブルに見舞われたアプト、バード、フラインスも決勝レースで健闘


 2019年2月16日、メキシコシティ(メキシコ):電気自動車のレースシリーズ、FIAフォーミュラE選手権の第4戦がメキシコシティで開催されました。アウディスポーツ・アプト・シェフラーは、2017年、2018年に続き、今年もこのレースで優勝し、メキシコシティでハットトリックを達成しました。
 
 アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットに詰めかけた大観衆が見守るなか、アウディのルーカス・ディ・グラッシが最終ラップの最後のストレートでトップに躍り出て、フォーミュラE通算9勝目となる劇的な勝利を収めました。


 息を呑むような大混戦となったこのレースで、勝利の分かれ目となったのがアウディe-トロン FE05の優れたエネルギー効率でした。最終ラップで優勝争いをしていたアウディ以外のマシンはエネルギーをセーブして走行する必要がありましたが、ディ・グラッシは引き続きアタックをしかけてオーバーテイクする余裕が残っていました。
 
 ディ・グラッシは、レース終盤にオリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)をオーバーテイクして2番手に浮上。その後、トップを走行していたパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ・レーシング)をゴール直前でかわしてチェッカーを受けました。


 ディ・グラッシは、次のようにコメントしています。「今日のレースは、私のフォーミュラEキャリアのなかで、おそらく最高のレースだった思います」
 
「レース序盤は、エネルギーを節約するため、冷静に走ることに徹しました。メキシコシティのサーキットは、オーバーテイクが非常に難しいので、そうすることで終盤に勝負をかけることができます。ローランドは、アタックモードを使っていましたが簡単にパスすることができました」


「トップを走行するウェーレインは、非常にアグレッシブな走りでポジションを死守していました。それでも、なんとか最後の最後に彼をかわして勝利を収めることができました。アドレナリン全開で猛烈なアタックをしかけて、うまくいったことが信じられないくらいです。このような素晴らしいマシンを仕上げてくれた、アウディスポーツのスタッフ全員に感謝したいと思います」

勝利を喜ぶアウディスポーツ・アプト・シェフラー
勝利を喜ぶアウディスポーツ・アプト・シェフラー
最終ラップのチェッカー直前までトップを争ったルーカス・ディ・グラッシ(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)とパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ・レーシング)
最終ラップのチェッカー直前までトップを争ったルーカス・ディ・グラッシ(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)とパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ・レーシング)


 今シーズン初勝利を飾ったディ・グラッシは、フォーミュラE選手権のドライバーズ・ランキングで総合4位にランキングを上げました。アウディスポーツ・アプト・シェフラーのチームランキングは、13戦中4戦が終了した時点で5位となっています。


 チーム代表のアラン・マクニッシュは、次のように述べています。


「メキシコシティでアウディは3連勝という大きな成果を達成しました。今日のレースは、最後の一瞬までどうなるのか分からない、神経がすり減るような展開となりました」


「素晴らしい走りを見せてくれたアウディe-トロン FE05は、他のどのマシンよりもエネルギー効率が高く、それにより、ルーカスは勝利を手にすることができました。今日のような激しいレースは、心臓に良くないですね」


「今夜は盛大に勝利を祝いたいと思います。アウディスポーツ・アプト・シェフラーは完全に復活しました!」


 アウディモータースポーツ代表のディーター・ガスは、次のように語っています。


「フォーミュラEは、最後の瞬間まで何が起こるか分からないレースです。今日はまさに、信じられないような結末となりました。これほど僅差のオーバーテイクは、これまで見たことがありません」


「メキシコシティのコースは、どこを走っていてもオーバーテイクすることは不可能に近いサーキットです。本当に素晴らしい結果です。チームの全員に感謝します」


 ディ・グラッシのチームメイト、ダニエル・アプトも力強いレースを見せました。昨年のメキシコシティで優勝しているアプトは、予選でわずかなミスを犯して、最終列からのスタートとなりました


 しかし、45周で争われるレースで、徐々にポジションを挽回し、予選21番手から10位でチェッカーフラッグを受け、貴重なポイントを獲得しました。
 
 アプトは、アウディカスタマーチーム、エンヴィジョン・ヴァージン・レーシングから参戦している2台のアウディe-トロン FE05の間でレースを終了しました。予選でトラブルが発生した後、サム・バードは22番グリッドからスタートして9位でチェッカーを受けました。ロビン・フラインスは、スチュワード(レース審査員)ミーティングによって、予選で20番グリッドに降格されてしまいます。決勝レースでは11位に入ったフラインスですが、惜しくもポイントを獲得することはできませんでした。


 フォーミュラEの第5戦は、3月10日に香港で開催されます。

グータッチを交わすダニエル・アプトとルーカス・ディ・グラッシ
グータッチを交わすダニエル・アプトとルーカス・ディ・グラッシ
ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)
ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)


※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。


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