元英代表MFは「ミトマのキャリアは終わっていた」と嘆き 三笘薫への悪質タックルに波紋広がる「もはや暴力行為だ」

2024年2月19日(月)11時0分 ココカラネクスト

痛烈なタックルを受ける三笘。咄嗟の出来事だったが、危険なプレーは波紋を広げた。(C)Getty Images

 悪質なタックルに批判が殺到している。

 現地2月18日に開催されたプレミアリーグの第25節で、三笘薫が所属するブライトンはシェフィールド・ユナイテッドと敵地で対戦。5-0で大勝を収めた。

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 文字通りの快勝劇にあって、波紋を広げているのは、11分に三笘が受けた痛烈なワンプレーだ。左サイドでドリブルを開始した日本代表MFに対し、真横からスライディングを仕掛けたシェフィールド・Uのメイソン・ホルゲイトが明らかなディレータックルは三笘の軸足となっていた左足の太もも付近を直撃した。

 幸い大事には至らなかったが、倒れ込んで苦痛に顔を歪めた三苫の表情がプレーの激しさを物語った。危険なプレーを慣行したホルゲイトはイエローカードが提示されたものの、直後のVAR判定でレッドカードに覆って退場。チームの大敗に影響をもたらしたのは言うまでもない。

 試合後、27歳のイングランド人DFは、厳しい声に晒された。リバプールやトッテナムなどでプレーした元イングランド代表MFのジェイミー・レドナップ氏は、英衛星放送『Sky Sports』の解説番組において「これはもはや暴力行為だ。ここ数年で僕が見た中でも最悪のタックルだよ」と言及。そして、次のように断じている。

「私の現役時代であっても、ミトマに対するあのプレーはスキャンダラスだっただろう。あのタックルを受けて、一体どうやってミトマは左足を逃がすことができたんだ。全く分からない。ありがたいことに、彼はそうしてくれている。そうでなければキャリアは終わりだ。彼のキャリアは終わっていただろう」

 さらに「彼が何を考えているかは分からない」ともホルゲイトを断じたレドナップ氏。百戦錬磨の元プレミアリーガーでさえも嘆いたタックルだっただけに、三笘が無事だったのはラッキーだったと言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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