最強の都道府県はどこだ! トップは女王4人を輩出するあの県【国内女子ツアー丸わかり】

2024年2月20日(火)15時5分 ALBA Net

強豪熊本県出身の不動裕理は通算50勝を挙げる(撮影:福田文平)

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2月29日から開催される「ダイキンオーキッドレディス」で国内女子ツアーの新シーズンが幕を開ける。女子のトーナメントが始まったのは1967年。そこから88年に国内女子ツアーが施行され、多くの勝者が誕生してきた。そこで今回は『出身地別の優勝回数』を調べてみた。




出身地別の優勝回数を並べたときに、ダントツの数字をたたき出す県がある。それは熊本県だ。優勝回数は146回と全国で唯一の三桁を誇るゴルフ強豪県なのだ。優勝人数は12人と全国3位であるが、何より強い選手が多い。その中でも頭一つ抜き出ているのが通算50勝を挙げる不動裕理。6回の賞金女王そして永久シードを持つまさにレジェンド。さらに平瀬真由美(18勝)、上田桃子(16勝)、古閑美保(12勝)と歴代女王も輩出。また、有村智恵(14勝)も二桁勝利を挙げ、熊本の勝利数に貢献している。ちなみに、プロゴルファー・坂田信弘が1993年に地域の練習場やゴルフ場と提携し、子どもたちから一切お金を受け取らないゴルフ塾として、坂田塾をこの熊本の地で開校。多くのプロゴルファーを生み出してきた。

続いて、2位は86回の埼玉県が続く。優勝者は7人と多くはないが、レジェンド・樋口久子が69勝と優勝回数を荒稼ぎ。11回も賞金女王に輝くレジェンドの名がさん然と輝く。そして近年は岩井姉妹の活躍も大きい。千怜が4勝、明愛が3勝と貢献。今シーズンは2人の活躍次第では、勝利数も伸びていきそうだ。

3位にランクインしたのは愛知県で81回。優勝者も 17人と全国2位の多さ。塩谷育代が20勝、服部道子が18勝と二桁勝利を挙げ、シード選手では穴井詩が5勝を挙げえている。4位には同じく優勝者17人を輩出する宮崎県が入った。永久シードを保持する大迫たつ子(45勝)や大山志保(18勝)の活躍もあり、76勝を記録している。そして、5位には僅差の75勝で東京都がランクイン。今年は米国女子ツアーに参戦している稲見萌寧(国内13勝)も東京都出身だ。

なお、47都道府県の中で、秋田、宮城、長野、石川、三重、奈良、和歌山、島根、高知、佐賀の10県は、まだ優勝者が出てきていない。今シーズンからウィナーの出身地を見てみるとより国内女子ツアーを楽しめるかもしれない。



都道府県(優勝回数、優勝人数)
熊本県(146回、12人)
埼玉県(86回、7人)
愛知県(81回、17人)
宮崎県(76回、8人)
東京都(75回、19人)
北海道(65回、9人)
広島県(57回、4人)
鹿児島県(51回、5人)
富山県(50回、3人)
神奈川県(49回、11人)
千葉県(47回、8人)
沖縄県(40回、7人)
大阪府(39回、6人)
徳島県(39回、8人)
福島県(33回、 7人)
静岡県(29回、6人)
兵庫県(28回、5人)
福岡県(25回、7人)
岩手県(23回、3人)
山口県(22回、4人)
京都府(20回、7人)
群馬県(19回、5人)
茨城県(11回、3人)
滋賀県(11回、3人)
長崎県(11回、2人)
岐阜県(9回、2人)
岡山県(8回、3人)
青森県(6回、2人)
新潟県(5回、2人)
山形県(4回、2人)
栃木県(3回、2人)
福井県(2回、2人)
香川県(2回、1人)
大分県(2回、1人)
山梨県(1回、1人)
鳥取県(1回、1人)
愛媛県(1回、1人)
宮城県(0回)
秋田県(0回)
長野県(0回)
三重県(0回)
石川県(0回)
奈良県(0回)
和歌山県(0回)
島根県(0回)
高知県(0回)
佐賀県(0回)


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