「来季も同じことの繰り返しに」冨安健洋、右膝手術の完了を報告 長期リハビリ決定で一部ファンからは不満の声が噴出「売却を求める」

2025年2月20日(木)19時54分 ココカラネクスト

冨安は怪我さえなければ能力に疑いの余地はないのだが…(C)Getty Images

 今シーズン、アーセナルで欠場が続いている冨安健洋は、2月19日、自身のSNS上で右膝の手術を行ったことを報告した。今季、冨安は開幕前から膝の負傷を抱えており、プレーは途中出場が1試合、それ以外では怪我からの回復に努めるシーズンとなっていた。

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 今回の手術により、現地メディアでは冨安の復帰が来季以降となったことなど、今後の見通しを伝えている。だがその他にも、アーセナルサポーターから日本人MFの処遇についての厳しい反響なども聞こえてきている。クラブ専門サイト『Football Insider』が現地時間2月19日、冨安の手術報告を受け、「今季残りの試合には出場できないことが確定した」と報じた。

 続けて、「すでに複数の負傷者を抱えるアーセナルにとって、またもや戦力ダウンとなるこのニュースに、ファンの間では不満の声が高まっている」として、SNS上などでのサポーターの反応を紹介。冨安に対し、チームからの放出を望む内容のものや、引き取り先についての見解などの投稿もあり、同メディアも、「今季絶望となったことで、ファンの間では『来季も同じことの繰り返しになる』として売却を求める声も上がっている」などと説明している。

 また、同メディアはここまでのアーセナルのチーム状況にも言及。「ミケル・アルテタ監督は、トミヤスの負傷に加え、ガブリエル・ジェズスやカイ・ハフェルツも今季残り試合を欠場することになり、厳しい状況に直面している」と故障中の主力選手の多さも指摘。他にも、「ベン・ホワイトも今季の大半を負傷離脱しており、ユリエン・ティンバーは負傷から復帰したばかりながら、右サイドバックの重要な役割を担わざるを得ない状況となっている」と綴っている。

 その上で、故障者に泣かされている中でも奮闘を続けているとして、「アーセナルにとって今季は試練の年となっており、ブカヨ・サカやガブリエル・マルティネッリといった主力選手も負傷に苦しんできた。それでもチームは依然としてプレミアリーグ2位をキープしている」と同メディアは称えている。

 アーセナルの苦しい現状の中、冨安は当面の間リハビリに専念することが確定。それに伴い、クラブを愛する一部のファンも今回ばかりはフラストレーションが高まっているようだ。辛辣な意見も向けられている冨安だが、このような逆境を乗り越えることこそ、プロの世界に生きるトップアスリートとしての使命と言えるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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