「キクチがついに輝く時が来た」菊池雄星の開幕先発“指名”に古巣メディアも反応 指揮官は「エースとして迎えたんだ」と絶大な信頼

2025年2月21日(金)20時33分 ココカラネクスト

菊池は昨シーズンのような好投を見せられるか(C)Getty Images

 またひとり、日本人投手がシーズン初戦のマウンドに登ることが決まった。

 エンゼルスのロン・ワシントン監督が今シーズンの開幕投手に菊池雄星を指名したことが米国内で伝えられた。メジャー7シーズン目を迎える菊池は今季よりエンゼルスに加入、新天地でいきなり大役を任されることとなった。

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 すでに、ドジャースの山本由伸、カブスの今永昇太が東京ドームの開幕ゲームで先発することも発表されており、日本人投手3名のMLB開幕投手は史上最多。それぞれがチームのエース格としての大きな期待の表れであり、もちろん移籍1年目の菊池も同様だ。

 そして菊池の開幕投手指名のニュースは米国内でも大々的に報じられており、昨年7月まで菊池が在籍していたブルージェイズの専門メディア『Blue Jays Nation』でも扱っている。現地時間2月20日、「エンゼルス、元ブルージェイズのユウセイ・キクチを2025年開幕投手に指名」と銘打った特集記事を掲載した同メディアは、「キクチがついに輝く時が来た」と綴るなど、オープニングゲームでの活躍に期待を寄せた。

 さらに、「昨シーズン、ブルージェイズとアストロズでキャリア最高の成績を残した33歳の左腕は、FA(フリーエージェント)となり、最終的にエンゼルスと3年総額6300万ドルの契約を結んだ。2024年の素晴らしいパフォーマンスが正当に評価され、高額契約を手にした形だ」などと振り返っている。

 その他にも、今回の決定を下したエンゼルスのワシントン監督が、「これは当然のことだ。大金を投じて彼を獲得したのには理由がある。我々は彼を4番手や5番手として迎えたわけではない。2番手や3番手として獲得したわけでもない。彼をエースとして迎えたんだ」と語ったコメントも紹介。

 またトピックでは、エンゼルス球団において加入直後での開幕投手抜擢のケースとして、「過去10年で2人目。2019年にトレバー・ケーヒルが指名されて以来」として、極めて異例な出来事であると強調している。

 菊池にとってメジャーでの開幕投手は初めてであり、まさに首脳陣、チームメイトの期待を背負っての登板となることも間違いない。新たなユニフォームを纏う33歳左腕は重責を任される形で、シーズンの先陣を切る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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