スバル/STI、2021年のニュルブルクリンク24時間参戦を見送り。状況により再検討も

2021年2月22日(月)11時10分 AUTOSPORT web

 2月22日、スバル/STIは富士スピードウェイで2021年のモータースポーツ体制発表を行った。このなかで、スーパーGT、全日本ラリー選手権等のモータースポーツ活動について発表を行ったが、長年挑戦を続けてきた第49回ADAC・トタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)については、新型コロナウイルスの影響により2021年の参戦を見送ると発表した。


 スバル/STIは、技術発展や人材育成を目指し、長年ニュルブルクリンク24時間への挑戦を続けてきた。ニュルで培われた技術がスバル/STIの車両に盛り込まれたり、全国のスバルディーラーメカニックがレースを通じてその技術を研鑽しており、重要な活動として位置づけられている。


 ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2020年は参戦を断念。2021年に向けては、すでにニュル挑戦のためのスバルWRX STIをシェイクダウンするなど、全社を挙げての再挑戦に向けた準備が進められてきたが、残念ながら2021年も新型コロナウイルスの影響が続いており、6月の参戦は見送られることになった。


 しかし、スバル/STIではこのニュルブルクリンク24時間への参戦は先述のとおり技術発展や人材育成のために重要な活動という位置づけに変わりはなく、参戦が実現する状況になり次第、再度検討するとしている。

2021年のニュルブルクリンク24時間挑戦を目指していたスバルWRX STI

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