火災に見舞われたフォード・マスタングGT3がテストから撤退。開幕戦FP1での復帰目指す
2025年2月22日(土)18時52分 AUTOSPORT web
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2月21日に行われたWEC世界耐久選手権の開幕前公式テスト“プロローグ”初日のオープニングセッションで火災による損傷を受けた77号車フォード・マスタングGT3(プロトン・コンペティション)は、2月26日から走行が行われる開幕戦『カタール1812km』の最初のフリープラクティスで、コースへと復帰する予定だ。
ベルナルド・ソウザ、ベン・バーカーとこのマシンをシェアするベン・タックは、金曜のセッション1が残り30分を切った時点で、白いカラーリングのマスタングGT3が火災に見舞われたときにハンドルを握っていた。
その後、77号車は4時間にわたって行われたセッション2を欠場し、テスト2日目となる最終日の22日に予定されている残る計7時間のトラックアクションにも参加しない見込みだ。
しかし、プロトンのチーム代表を務めるクリスチャン・リードは、ルサイル・インターナショナル・サーキットでのWECシーズン開幕戦に先立つ最初のプラクティスセッションに間に合うように、同車が準備される予定であることを確認した。
カタール1812kmレースの公式走行は、現地時間26日水曜日の11時30分に始まる予定だ。
プロトンは今シーズン、この世界選手権でこの他にも2台の車両をオペレートしている。ステファノ・ガットゥーゾ/ジャンマルコ・レボラート/デニス・オルセンが乗る2台目のフォード・マスタングGT3(88号車)と、ニール・ジャニ/ニコ・ピノ/ニコ・バローネがドライブするカスタマーのポルシェ963ハイパーカー(99号車)だ。
同時に代表のリード自身は、アイアン・リンクスの61号車メルセデスAMG GT3 Evoのラインアップの一員でもあり、ドライバーとしてフルタイムでLMGT3クラスに参戦する予定だ。
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