球界激震!オンラインカジノ問題がNPBにも波及 オリックス山岡活動自粛で心配される「他球団への拡がり」「開幕への影響」

2025年2月22日(土)11時21分 ココカラネクスト

山岡も過去にオンラインカジノを利用していたことがわかった(C)産経新聞社

 世間を騒がせているオンラインカジノ問題が球界にも波及した。

 オリックス・バファローズは21日、公式HPに在籍の山岡泰輔が過去にオンラインカジノを利用していたことを発表。コンプライアンス違反の疑いがあるため、当面の間、活動を自粛するとした。

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 経緯は以下の通り。

 2月17日に山岡のオンラインカジノ利用に関する情報を入手したNPBより調査依頼を受け、球団では18日に調査に着手。

 その後、山岡本人と面談し、同選手が過去に、海外でカジノのライセンスを取得しているサイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加していた事実を把握したという。

 球団としては「違法性の認識の有無に関わらず、社会的影響力の大きいプロ野球選手としての自覚を欠いた行動であったという見解を伝え」、その後、球団からの指摘を受けた山岡は、21日に大阪市内で警察に対し今回の事案に関する相談を行ったという。今回のことを受け、球団は山岡の自宅謹慎、活動自粛を命じた。正式な処分に関しては改めて報告するとした。

 オリックスの発表を受け、NPBも公式Xなどを通じ、21日に見解を発表。今回の事案に関して、オリックスを含む全12球団に対して、所属選手、監督、コーチ、スタッフら関係者に徹底調査の要請を出したとした。

 オンラインカジノをめぐる問題に関しては芸能界やほかのスポーツ競技でも発覚、吉本所属の芸人が関わっていたことがわかり、一部芸人が活動自粛などの事態に追い込まれている。

 オンラインカジノに関しては、海外の事業者が合法的に運営しているものでも、日本国内から接続して賭博を行うことは違法とされる。

 警視庁もバカラ、スロット、スポーツベッティング等のオンライン上での賭けを「違法」とし、注意喚起を行ってきた。

 NPBは全12球団の調査に関して、自主的に名乗り出てほしいとしたが、今後、他球団の選手、関係者などにもこの問題が波及していくとなれば、3月28日と約1か月後に迫った開幕にも大きな影響が免れない。

 急ピッチに対応が求められそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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