ブレーメン、ホッフェンハイムに4失点完敗で12位に…大迫勇也は途中出場

2021年2月22日(月)3時53分 サッカーキング

ホッフェンハイムに完敗を喫したブレーメン [写真]=Getty Images

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 ブンデスリーガ第22節が21日に行われ、ホッフェンハイムとFW大迫勇也が所属するブレーメンが対戦した。大迫は6試合連続のベンチスタートとなり、56分から途中出場を果たした。

 リーグ戦2試合連続のドローで11位につけるブレーメンと、3試合未勝利の12位ホッフェンハイムの一戦。ブレーメンの消化試合が1試合少ない状況だが、両チームは勝ち点23ポイントで並んでおり、降格プレーオフ圏の16位ビーレフェルトとは勝ち点差5ポイントとなっている。3戦ぶりの勝利を目指すブレーメンがホッフェンハイムのホームに乗り込んだ。

 ホッフェンハイムは21分、右サイドでFKを獲得すると、クロスにクリス・リチャーズがヘディングで合わせる。しかし、枠を捉えることはできない。

 さらにホッフェンハイムは25分、自陣からの浮き球のスルーパスに抜けたイーラス・ベブがGKジリ・パブレンカと1対1になると、これを冷静にゴール右下隅に流し込み、先制に成功した。得点直後にオフサイドフラッグが上がったが、VARの結果、ゴールが認められた。

 ホッフェンハイムは前半終了間際の44分、点差を広げる。ハーフウェーライン付近でボールを奪い、カウンターを仕掛けると、エリア手間でボールを受けたクリストフ・バウムガルトナーがエリア内右に侵入し、倒れこみながらシュートに持ち込む。ボールは飛び出してきたGKパブレンカの股を抜け、ゴールに吸い込まれた。

 2点リードで後半へ折り返したホッフェンハイムは49分、再びカウンターからゴールを奪う。右サイドでボールを受けたセバスティアン・ルディが前方へスルーパスを送ると、これを受けたベブーがゴールラインぎりぎりで折り返す。これにムナス・ダブールが合わせ、3点差とした。

 ブレーメンは56分、レオナルド・ビッテンコートに代えて大迫を投入する。ブレーメンは試合終了間際の88分、大迫のアーリークロスにニクラス・フュルクルクが抜け、シュート体勢に入ったところを相手ディフェンダーに倒される。しかし、ノーファウルの判定でPKは与えられなかった。

 ホッフェンハイムは後半アディショナルタイム1分、ダメ押しゴールを奪う。エリア手前で右サイドからボールを受けたジョルジニオ・ルッターが左足で低い弾道のシュートをゴール右に突き刺し、4点差とした。試合はこのまま終了。ブレーメンが完封負けを喫して12位に後退し、ホッフェンハイムは11位に浮上した。

 次節、ホッフェンハイムは28日にアウェイでウニオン・ベルリンと、ブレーメンは26日にホームでフランクフルトと対戦する。

【スコア】
ホッフェンハイム 4−0 ブレーメン

【得点者】
1−0 26分 イーラス・ベブ(ホッフェンハイム)
2−0 44分 クリストフ・バウムガルトナー(ホッフェンハイム)
3−0 49分 ムナス・ダブール(ホッフェンハイム)
4−0 90分 ジョルジニオ・ルッター(ホッフェンハイム)

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