原辰徳監督が考える巨人は打撃のチームか守備のチームか

2月22日(金)7時0分 NEWSポストセブン

「これほど賑やかな監督はもう出てこないよ」と金田氏

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 球界の盟主・巨人の再建は原辰徳監督に託された。期待高まるシーズンに備えて始まった宮崎キャンプの地に、今年も“カネやん”こと金田正一氏が訪れた。選手として400勝、監督として日本一も成し遂げたカネやんが、原監督に、チーム構想や託された使命について、ビシ!バシ!“直球質問”を投げ込んだ。


──原が考える巨人は打撃のチームなのか、それとも守備のチームか?


原:ピッチャーと守備を重視するディフェンスのチームと考えています。


──ワシも同感じゃ。今年のピッチャーはどうだ?


原:外国人ではヤングマン(昨季は3勝1敗、防御率2.77)に期待しています。昨年はケガで離脱しましたが、真面目で、何よりテンポがいい。それに、昨年7月に育成から昇格して活躍した左腕のメルセデス(同5勝4敗、防御率2.05)。この2枚はいいですね。


 昨シーズンの欠点はリリーフなんです。負け数も多いし、防御率も悪くなっている。それを補強するためにクックも獲得しました。


──甥っ子の菅野(智之)も元気だしな。


原:智之については安心しています。だから、智之を抜いた状態でどうピッチングスタッフを作ろうかという考え方ですね。



──ワシも経験があるが、(菅野は)あの境地に入ると、少しでも油断をすると下降線をたどる。調子がいいからと無理をせず、平常心だ。


原:このキャンプでも智之は素晴らしい球を投げていますが、ボクは「おい智之、腹八分目だぞ」とアドバイスしました。まだ向上心が強いのか、100%の力で自分を追い込む。時にはいいでしょうが、ムチを入れるのではなく、手綱を引くぐらいの気持ちでやってもらいたい。あと、現役の時は“教え魔”になってはいけないですね。


──その通り。よくわかっとるな。


原:幸い、智之は(教え魔では)ありません。オフの間にカネさんからアドバイスをいただいたようで、大丈夫だと思いますよ。


──この金田さんの言うことに間違いはないよ。最後にひとつ。ジャイアンツは4年連続で日本一から離れているが、監督も3回目になれば、次世代の心配もある。原の使命は、日本一か? それとも選手を底上げして常勝球団の土台を作る……


原:(質問を遮るように)日本一です。それに付随することは出てくるかもしれませんが、まずは日本一以外ないですね。


──その心意気だ! 丸(佳浩)が入って“丸く”収まるよう、期待しとるぞ!


撮影■山崎力夫


※週刊ポスト2019年3月1日号

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