「練習メニューは信じられない」米スポーツ界の重鎮も大谷翔平の虜 大型契約にも“感謝”「来てくれて良かった」

ドジャースの一員となり、存在感が強まっている大谷。(C)Getty Images

　北米スポーツ界の重鎮も野球界を席巻する二刀流スターに夢中だ。

　現地時間2月22日、ロサンゼルスのテレビ局『KTLA』の番組にドジャースの共同オーナーで、NBAの名門レイカーズのレジェンドでもあるマジック・ジョンソン氏が登場。今オフに10年総額7億ドル（約1015億円）の超巨額契約を締結した大谷翔平について語った。

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　以前から大谷を高く評価してきたというジョンソン氏。アメリカンスポーツの酸いも甘いも知るレジェンドは、球界屈指の偉才について番組で問われると、「ロッカールームや試合はもちろん、ファンでさえも変えることができる。ショウヘイとはそんな選手だ」と絶賛した。

　さらに「彼はドジャースでプレーする前から、エンゼルスでもすでに圧倒的な選手だった。そして今、圧倒的なパワーをドジャースで発揮してくれる」と期待を寄せたジョンソン氏は、こうも続けている。

「このオフシーズンのショウヘイはロッカーでもウェイトルームでも素晴らしかった。多くは語らない。だけどトレーニングメニューは信じられないほどすごかった。彼のそんな振る舞いはチームメイトにも大きく影響したんだ」

　さらに日米で活況を呈した春季キャンプの様子についても「初めてのアリゾナでのライブBPの時。あのボールの打ち方ってきたらね……（笑）。周囲の誰しもが『おぉすごいな』みたいになっていたよ。皆がチームに来てくれて良かったって思ったよ」と振り返った重鎮は、獲得に尽力したドジャース首脳陣を称えた。

「筆頭オーナーのマーク・ウォルターには感謝しないといけない。彼はショウヘイがエンゼルスと再契約しないなら、チームの成績が悪ければと常に考え、我々に獲得できる可能性が出てくると考えていた。1年前から計画してきたんだ。長い間ね。そして彼を獲得した。とにかくマーク・ウォルターに感謝しかない。これは1年越しの彼の戦略だったんだ」

　日夜ありとあらゆる振る舞いが話題となっている大谷。その一挙手一投足には、ジョンソン氏も熱視線を注いでいる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]