香川ベンチ外のドルトムント、ELベスト16進出…敵地でドローに持ち込む
2018年2月23日(金)8時43分 サッカーキング
15日のファーストレグでは、ホームで3−2と劇的な逆転勝利を収めたドルトムント。優位に立って敵地へ乗り込んだが、前半立ち上がりに先制を許す。11分、アタランタの左CKからファーサイドへ流れたボールをラファエル・トロイに押し込まれた。
セットプレーから失点し、2試合合計スコアは3−3に。ドルトムントはアウェイゴール数で劣るため、ベスト16進出のためには得点が必要な状況となった。前半は0−1のまま終了し、後半にラウンド32突破を懸けることとなった。
ペーター・シュテーガー監督は後半開始時からマルセル・シュメルツァー、59分にはマルコ・ロイスを投入。選手交代で打開を図る。
残り10分を切っても0−1のまま推移していたが、ドルトムントにとって待望の得点は83分に生まれた。ロイスが敵陣右サイドからグラウンダーのパスをペナルティーエリア内へ入れると、競り合いから相手GKが弾いたボールにシュメルツァーが反応。詰めて押し込み、ゴールネットを揺らした。
試合は1−1で終了。シュメルツァーが起死回生の同点ゴールを決め、ドルトムントが2試合合計4−3でベスト16進出を果たした。次戦は26日、ブンデスリーガ第24節でアウクスブルクをホームに迎える。
【スコア】
アタランタ 1−1(2試合合計:3−4) ドルトムント
【得点者】
1−0 11分 ラファエル・トロイ(アタランタ)
1−1 83分 マルセル・シュメルツァー(ドルトムント)