フェラーリF1のルクレール、テスト初日2番手も「浮かれるべきではない。まだ学び始めたところ」

2022年2月24日(木)14時16分 AUTOSPORT web

 スペイン・バルセロナでの2022年F1プレシーズンテスト1回目が2月23日にスタート、スクーデリア・フェラーリは、午前にシャルル・ルクレール、午後にカルロス・サインツにより『F1-75』を走らせた。


 ルクレールは80周を走り、1分20秒165(C3タイヤ)で午前中トップ、総合では16人中2番手、サインツは73周を走り、1分20秒416(C3タイヤ)で3番手に続いた。フェラーリはこの日のチーム別での最多周回となる合計153周(711km以上)を走った。


 デモンストレーションイベントで15km、フィルミングデーで100kmを走行してからテスト初日に臨んだフェラーリは、より長い距離での機能チェックを行い、設計段階でのシミュレーション結果と実際のコース走行時のマシンの挙動を比較。また、ドライバーとチームにとって、ピットストップなどでマシンのサイズ変更に慣れる機会にもなった。

2022年F1バルセロナテスト1日目 シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 ルクレールは「テスト初日を終えた。毎年、シーズンが始まる瞬間はとてもエキサイティングだ」と語った。


「新車で初めてプッシュすることができたし、またマシンに戻ってくることができてとてもうれしかった」


「望んでいたすべてのテストを完了し、全プログラムをスムーズにこなせた。ニューマシンとしては素晴らしいことだと思う」


「明日また走るのが楽しみだよ。最初の感触は悪くないが、まだ走り始めたばかりだし、誰もが真の姿を隠しているから、今日のタイムシートを見て浮かれてはいけない。まだ明確なイメージをつかむことはできないんだ。今は集中してハードワークを続ける必要がある。でも、今日他のどのチームよりも多くの周回を走れたのはポジティブなことだし、そこからさらに前進したい」

2022年F1バルセロナテスト1日目 カルロス・サインツ(フェラーリ)

 サインツは「事前の走行は基本的にシェイクダウンだったが、今日はそれとは違って、本格的な走行プランを立てて走る最初の機会になった」とコメントした。


「ようやく少しプッシュして、新世代のマシンから学び始めることができた。まだ初期段階だから、タイムシートは重要ではない。ただ、たくさんの周回を走り、マシンの感触をしっかりつかめたのはとてもポジティブなことだ」


「まだやるべきことはたくさんあるけれど、今日はすでに昨年との違いを感じることができた。でもマシンに慣れることにはそれほど時間はかからないと思う」


「最後のコンマ数秒を見つけるという作業は簡単ではないだろうが、そこが面白いところだよ! ただ、今回のバルセロナでは、それを目標にはしていない。開幕戦までにまだテストが残っているからね」


「初日はうまくいった。明日が楽しみだ」

AUTOSPORT web

「フェラーリ」をもっと詳しく

「フェラーリ」のニュース

「フェラーリ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ