「なんだよ、人間じゃないだろ」ド軍逸材捕手が証言 オフに目の当たりにした大谷翔平の異次元パワー

2024年2月25日(日)17時0分 ココカラネクスト

春季キャンプでは連日のように話題を提供している大谷。その打撃練習には、味方も目を丸くする。(C)Getty Images

 大谷翔平の打力は、味方であるドジャースの若手にも小さくない衝撃を与えている。

 昨季も44本塁打を放ち、キャリア2度目のシルバースラッガー賞を手にした大谷。圧巻のパワーが根幹を成す二刀流スターの打撃に脱帽したのは、ドジャースのトッププロスペクトであるダルトン・ラッシングだ。

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 現在23歳の逸材捕手は、今オフの自主トレーニング期間中に、本拠地ドジャー・スタジアムで行われた大谷の打撃練習を見学。眼前で繰り出された凄まじい打球の数々に「驚かされるばかりだった」と告白した。米版『Yahoo! Sports』の記事内で語っている。

 もっとも、ラッシングも打撃には定評がある。名門ルイビル大学に在籍したアマチュア時代には、64試合で23本塁打も放ち、本人もパワーには自信があった。しかし、目の前で矢継ぎ早に放たれた打球は異次元だった。

「僕の強振した時の打球速度は平均が100〜103マイル(約160.9キロ〜約165.7キロ)で、最も速くても104マイル(約167.3キロ)ぐらいだ。ショウヘイが打撃ケージに入って練習しているところを僕は、(ギャビン・)ラックスと座って見ていたんだ。そしたら彼は最初のスイングで104マイルを打ったんだ。そこからどんどん打球速度が上がっていって、最高で110マイル(約177キロ)を叩き出したんだ。あの時期にだよ? 僕とラックスは顔を見合わせて『あれなんだよ。人間じゃないだろ』って言い合ったよ」

 メジャー屈指のパワーと桁違いの数値を目にしたラッシングは、「102マイル(約164.1キロ)よりも低い数値は出てなかったと思う。あれはユニコーンだった」と脱帽した。

 単なる打撃練習でも周囲に驚きを提供する大谷。ラッシングの証言は、偉才の凄みを物語るには十分すぎると言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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